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monochrome photography of woman wearing swimsuit
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肉の雪崩に勝つ

ずるっとしたユルユル服に逃げてませんか? 筋肉が衰えると、 そこを埋めようとして脂肪が増えるという恐ろしい話を耳にしたことがあるんですが。 実感としてはなんとなく想像できますよね。 若いころのように内側からパーンと張り切ったものがないので、 服に支えてもらわないとダメなんです。 肉が雪崩となって服の中に押し寄せるから(笑) 楽だからといって、雪崩がおこるがままに、 ユルユルした服を着ていると、全体にずるっとしてしまい、 老けて見えてしまいます。 どこかにキリっとしたところがなくてはいけません。 ボリュームのあるトップスならボトムは細く。 トップスがコンパクトなら、ボトムにボリュームのあるものを持ってくるなど、 上下でメリハリをつけることが大切です。 大人世代は、胸の位置も変わってきます。 若者向けで作られたパターンで作られた服を着ると、 脇の下から胸にかけてのラインがつれてしまうんです。 ですから、私個人的におつくりさせていただいている服は、 バストポイントを5cmほど下げています。 無理なく、バストをホールドさせるためです。 背中も肉が緩くなって老いを感じさせる場所ですよね。 長年合っていないブラジャーをつけているために、 肉が変なところに移動してしまっていることもあります。 ヒップも下がりますよね。 ヒップと太ももの境目がわからなくなったのはいつ頃でしょう? 「着ることはできるんですが。」 「何?このしわ?」 「パターン(型紙)が若者向けなのです。」 ずばり、ここで無理をしてもしょうがない。 まろやかになってしまった体には、それなりの服があります。

person in black leather heeled shoes sitting on brown wooden chair
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「すっかり大人」世代は、健康がリンクする

30代後半、40代前半はまだ履けていた7cmヒール。 40代も後半に入って脚力が衰えるにつれ、 だんだん4~5cmしか履けなくなり、 それも無理になってきます。 そして、履ける靴が限られてくると、 着られる服も限られてくる。 服だって五十肩で手が上がらなくなったら、 後ろのファスナーを自分ではあげられなくなります。 後輩の結婚式や同窓会など、 たまにしか行かないオケージョンのパーティーのときでも、 行く前は気合でファスナーをあげられるんだけど、 帰ってくるとおろせない。 脱ぐのがキツくなる(笑) すっかり大人になってしまうと、 健康とおしゃれは切り離せないんです。 革靴は第二の皮膚と心得て たとえば革靴。 革靴は第二の皮膚と考えて、 ぴったりしたものを履くほうが、 足も浮かないし、健康にいい。 でも、私たち日本人は草履文化で、 ほとんどの仕事は草履を脱いで家でやっていたし、 昔は旅でさえわらじでしたよね。 祖母が着物を着ていた世代だから、 私たちでさえ、靴に対する概念がちょっと違っていて、 未だに革靴も履きやすくて脱ぎやすいほうが良いと思っちゃっている。 でも、もともと革靴は西洋のもので、 西洋人は朝起きたら夜ベットに入るまで靴を脱がない。 トイレに入るときにも脱がない。 一日中履いています。 革靴を履くときにはわざわざ腰かけて靴ベラを使い、 脱ぐときも腰かけて踵を持って脱ぐんです。 つまり、いい革靴とは、履きづらくて脱ぎづらいものなんです。 革靴は痛いと思うかもしれませんが、 足にちゃんと合っている革靴は痛くないです。 だからこそ足にピッタリくっついて、 がんがん歩けるし、 土踏まずにちゃんとアーチがある足になる。 今や日本も普通に洋服を着て西洋的な生活をしているのだから、 自分の足にあった革靴をはくべきです。 最近は、靴屋やミスターミニットなどで外反母趾など 痛いところだけ伸ばしてもらうこともできます。 踵がすごく減ったまま、あるいは、 ヒールの先がとれてしまいカツカツと、 音がするまま歩くのも、 体に良くありません。 できれば、毎週チャックして少しでも減っていたら、 踵を替えることをお勧めです。 どうしても痛くて履きたくない場合 とはいえ、外反母趾や当たるところがあって痛い。 など、革靴は履きたくない履き続けられない場合もあります。 そんなときは、スニーカー

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あなたたち、本当に脚を長く見せたいの?

ボリュームの違うボトムでトップを着まわすのは厳禁 脚を長く見せたいと思ったら、 今はボトムのボリュームにあわせて、 トップスを変える必要があるんです。 法則はこんな感じ。 例えば、ワイドパンツとふんわりスカートなら、 丈短めのコンパクトめのトップスを。 例えば、細身パンツとタイトスカートなら、 トップスは長めでもOK。 ボリュームのあるボトムに合わせる短めトップスの丈の目安は、 前身頃がウエスト、 もしくはウエストのちょっと下くらい。 短めのほうが視線が上に引っ張られるので、 下半身を長くみせるんです。 後ろ身頃は少し長くても良いでしょう。 もちろん、インして着てもアリですよ。 ボリュームのないボトムに合わせる長めのトップスの目安は、 前身頃が太ももの付け根よりちょっと上か、 ギリギリくらい。 そうすると、 目の錯覚で脚がずっと続くように見えて、 脚長効果があるんです。 できれば前後差があって、 後ろ身頃はヒップまで隠れる丈がいいですね。 胸が豊かな方は胸のボリュームで5cmほど短くなってしまうので、 気をつけてください。 さて、今、短い長いっていったい何㎝?と思っているあなた。 体型は十人十色です。 一人一人にちょうどいいバランスがあるんです。 逆に、何㎝です。と、決めつけてしまうと、 一生おしゃれになれませんよ。

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今どきブラウスのイン&アウト

ボリュームスカートにブラウスをイン 本来、アウトにして着るブラウスとインにして着るブラウスは、 ボリュームやバランスが違います。 体型カバーのつもりでもイン用をアウトにして着てしまうと、 バランスが狂ってしまうんですね。 アウトにしてはいけないブラウスをアウトして着ると 「アウト!」 になっちゃうんです(笑) 特に、ここ最近人気の高いボリュームスカートは、 ブラウスをインに着るほうが断然スタイリッシュ。 インにして着なければ、 ファッションは、負けと言ってもいいくらい。 しかも、インする着こなしは痩せている人にしかできません。 一方、私たちアラフォー、アラフィフ世代は、 バスト、ウエスト、ヒップの差が無くなっていく世代。 「お腹周りが気になって、インに着るなんて無理。」 という方も多いですよね。 そこで、提案です。 「まるでインに見える目くらましで、ごまかしましょう。」 いまは、優秀なイン風味のブラウスが色々出揃っているので、 それを組みあわせて。 例えば、布帛のTシャツ風のデザインのものや、 前丈短く、後ろ丈が長いものなど、 アウトに着ているのにインバランスに見えるブラウスがお勧めです。 また前か後ろのどちらかのみのインをして目くらまし、 なんてテクニックも是非チャレンジしてみてください。 ところで、 スカートの選び方にもちょっと一言。 腰骨が張っている人がギャザースカートをはくと、 ボリューム倍増で、10キロくらい太って見えてしまう(笑)。 腰骨が張っている人、 ふくよかな人は、じつはタイトスカートの方が似合いますよ。 腰のあたりはスッキリした程よいフレアもいい感じになりますよ。

grayscale photography of assorted shirts hanged on clothes rack
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痩せたからっておしゃれになれない

アラフィフ、アラフォー世代は痩せたから、それだけで おしゃれになれるわけではありません。 実際、 「だいぶ痩せて着られる服の範囲が広がったけど、おしゃれになれませんでした。」 「痩せたけど、選べる服が増えただけ。」 お洒落のお話に盛り上がると、このような声聞きます。 80年代90年代は、瘦せてハイブランドのものを着ていればおしゃれに見えますよね。 ハイブランドを着るからには痩せていないとファッションにあらず、と思い込んでいた。 つまり、 私たちの世代は、ハイブランド信仰で、 「痩せていないとお洒落に見えない」 という呪縛にかかっているんです。 でも、ハイブランドのものは、着こなしが難しいデザインのものが多いですし、 トータルで着なければ素敵に見えなかったりします。 しかも高価で、普通の生活を送っている私たちには手が届かない。 逆に、今はこなれた価格で、程よいトレンド服が手に入る時代。 「お洒落の価値観が変わってきたからこそ、逆襲のチャンスなのです!」 4~50代になったら、瘦せることはゴールではなく、出発点。 自分のキャラにあった服を着こなしを模索していくしかないんです。 もしかしたら、 「少し太っているくらいのほうが、 努力しておしゃれになるのかもしれません。」

photo of woman wearing sunglasses
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大人になるほどちょいデブかちょい痩せしかいない

アラフォー、アラフィフで本当のMサイズの人って、少ないんです。 ほとんどいません。 だいたい「ML」か「MS」。 どちらかに寄っているんです。 「私、Mなのよね。」とか 「Sでも入るのよ。」とか。 そんな風に言えちゃう自分って素敵、という気持ちはわかるんですけど。 身長と体重が同じでも、ヒップがLでウエストがSとか、 バストがLでウエストがMだけど、ヒップはSという人もいるんです。 若い時には、ソーセージのように詰まっていたものが、年を取ると、 ところどころパチーン!と割れて、 ムニュムニュと肉が出てくる感じです(笑) サイズの基準は決められても、一つ一つブランドの中で、 デザインによってはたっぷりとしたMだったり、 かなり細目のMだったりすることもあります。 袖丈や着丈もいろいろ。 そういった意味でも、 「私はMなの」と思って妄信的に、 Mばかり試着しているととんでもないことになります。 Mだと思ってもワンサイズ上と下、 パンツだったらもっといろいろなサイズを試してみてください。 洋服ってすごく不思議なことに、サイズが違うだけで、 やせて見えたり、太って見えたりするものなんです。 2~3キロ違って見えることもありますよ。 トップスを選ぶ場合 トップを選ぶ場合、痩せている人は、サイズを一つ上げるくらいのほうがバランスがいいときもあります。 多少ゆとりがあったほうが、ボリューム控えめな部分を隠せますし、 かわいく見えるんです。 例えば、胸のボリュームのある人は、大きいサイズを着ると、 そのサイズ全体に肉が詰まっているように見えて、 本当に大きい人になってしまうので、ぴったりサイズが良い。 ただし、ぴちぴちはダメ。 この年齢になると、やや犯罪です(笑)。 ボトムを選ぶ場合 ボトム場合、サイズが混在している体系問題を解決するには、 ウエストゴムのものがいいですね。 着ていて楽というだけじゃなく、 サイズが混在するボディーに効きます。 ウエストゴムはヒップが大きくてウエストが細い人も、 ヒップが小さくてウエストが太い人も、 どちらも着られる。 普通のボトムだと、ヒップとウエストのどちらかに合わせると、 もう片方合わなくなることが多いですですよね。 ウエストゴムなら、この微調整が効くんです。 今は、良いデザインのものが色々と出てきていて、 後ろだけゴムになっていたり、 着る

two women posing for pictorial
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ザ・トゥルーコスト「華やかなファッション業界の裏側」

これは衣服に関する物語で、 私たちが着る服や衣服をつくる人々、 そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。 これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。 全世界へと広がっている複雑な問題だが、 私たちが普段身に着けている服についてのシンプルな物語です。 この数十年、服の価格が低下する一方で、 人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。 「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、 ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画。 2015年に出た映画ですが、 今の現状のファストファッション業界の問題、現在どんなことが起こっているのか 簡単に説明させていただきます。 ファストファッションの仕組み 洋服の値段って、若いころに比べてすごく安くなってると思いません? 10年以上前、もっと高かった気がしません? 今なら、1000~2000円でもそれなりの物が買えちゃったりしますよね。 ファストファッションの登場以来、洋服の価値が大きく変わってしまいました。 これまでのファッション業界のシーズンは、 春夏秋冬の4シーズンだったのに対して、 ファストファッション業界は、毎週=52シーズン。 毎週新しい製品が売られていきます。 そして、安い物Tシャツとかで500円とかあったり、 高くても10000円くらいですよね。 普通に考えて、日本国内の人件費ではどうやっても作るのは不可能。 日本で今流通している洋服の95~97%は輸入品です。 ほとんどは、発展途上国で作られています。 現場は、過酷な価格競争にさらされています。 例えば、ジーンズが2000円でA社が発売したとします。 B社は1900円で発売、 C社は1800円。 と、どんどん各社は価格を下げようと競うのです。 その値下げしたしわ寄せは、外注先の工場にいくわけですね。 コストダウンを迫られた工場はたいてい零細企業ですので、 「あなたの工場で受けられないのなら、ほかの工場を探しますよ。」 みたいな、 「代わりはどこにでもいますよ。」みたいな対応になるわけです。 仕事を得るためには、悪い条件でも飲み込まなければならない。 それが、たとえそこで働く労働者の搾取であるとわかっていても。 日給=2ドル(200円) 発展途上国で働く労働者には、このような事実は数多く存在します

pensive young ethnic woman standing in curvy passage on street
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人と地球にやさしいエシカルファッションのすゝめ

エシカルファッションとはなんぞや? 「エシカル」とは、 倫理的、道徳的という意味ですが、 ファッションとどう関係があるのでしょう。 ファッション業界からのメッセージで最近は環境意識に配慮された商品の提案が目立ちます。 ファッション業界から廃棄され地球環境を汚す影響力は もう目をつぶっていられない状況であると前回の記事でもお話させていたたきましたが、 「アパレル業界、地球環境、労働環境負荷は見過ごしてはいけない」 地球環境に良くない影響(気候危機)の原因を与えているすべてのことの全体の10%が ファッション業界から。(国連発表) ほかにも、人権問題、動物福祉なども挙げられています。 航空業界、海運業界を合わせた量よりも多くのエネルギーを消費しているのも事実。 だとしたら、ここでいうエシカルなファッション思考とは、 地球環境に配慮があり、製造背景に透明性がある。 地球環境にやさしく、 不透明な製造背景の裏にあり、悲惨な事故を生んだ「ラナ・プラザの事故」 のようなことが起こらない世界を考えていかないといけない。 人、地球、動物にも優しいファッションを 「エシカルファッション」 地球を思いやり、人を思いやる。 そして動物にもね。 エシカルファッション推進していくうえでいくつかのキーワードがあります。 これらすべての視点をクリアする完璧な商品というものは 残念ながら存在はしません。 ですが、キーワードの中に自分なら、 このキーワードは重視して自分のファッションを選ぶ。 そういう意識がそれぞれに芽生えることで これからのファッション産業の抱える問題を少しずつ 解決に向かえるのではないでしょうか? エシカルファッションのキーワード Fair trade フェアトレード ファストファッションには、低価格実現のために 劣悪な労働環境があるということは今社会に明るみになっています。 フェアトレードというのは、生産者と対等なパートナーシップに 基づいた取引をすること。 不当な労働と搾取を無くすことが目的。 上記のようなマークもでき、この商品はフェアトレードであるという 認証マークになりました。 この認証を得るには厳しい基準が設けられていて、厳正に審査されているものです。 商品を選ぶ目安にもなりますね。 マークはなくても、独自の工房や工場を運営し 公正な取引、労働環境を保証しているケース

woman in black shirt and blue denim shorts standing on beach
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いつも同じような色ばかりです。流行の色も着るべきでしょうか?

ファッション誌を見ていると、よく 「差し色を入れて、おしゃれに変身。」 などという提案をみませんか? たしかに、今年の流行色を取り入れて、 オシャレに見せるというのは着こなし法のひとつです。 でも、アクセントのある色や明るくてインパクトのある色に 着なれていない場合、 自分にはしっくりこなくて、 失敗しちゃうケースが度々あると思います。 とくに私たちの世代は、若者の世代とは違って 肌もくすんできていますので、インパクトのある明るい色は。。。 じつは、私たちの世代は色を使うのが難しい世代 肌の感じでお話させていただいたので、個人差はもちろんあります。 私が、お客様にアクセントになるような流行色を取り入れるときは、 バッグで取り入れるようにお勧めします。 街行く人を観察して、 オシャレ好きな人が集まるような場所にいくと気づくことがあります。 私たち世代のオシャレな方は、 トレンドカラーのバッグを持たれている。 それも、高価でなかなか手に入れられないような ハイブランドのものではなく、 値ごろな価格帯の綺麗な色のバッグ。 色の効果で、フレッシュで今らしい 感じを手軽に取り入れている。 まさに、大人にふさわしいオシャレのテクニックです。 流行色を着こなすには では、全身の色のまとめ方はどうしたら良いのか? ここで参考にされると良いのが、 「パリジェンヌのオシャレ」 長年、女性ファッション誌でも取り上げられる 海外のストリートスナップ。 パリ、ニュース、ミラノ その中でもパリジェンヌの色の使い方のうまさは、見事ですよね。 この投稿をInstagramで見る street_style_paris(@street_style_paris)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る street_style_paris(@street_style_paris)がシェアした投稿 彼女たちは、全身のコーディネートを基本色+グラデーションカラーでまとめ ストールやアクセサリーに基本色から少しだけ外れたニュアンスカラーを 合わせている場合が多いのです。 「オシャレの達人」と言われるわりには、 意外と冒険はしていません。 参考になる本もありますので、読んでみていただくと 面白いですよ。 彼女たちは、 自分に似合わない色を知り、 似合わない色は着ない。 いわば、「堅実派」なんですね

a red paper bag in the middle of red balloons with percentage symbols
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リセール市場は拡大し、既存のアパレル市場を席捲してゆくのか!?

着なくなった服どうしますか? 買取してもらえるなら、買い取りに出したりしてます? 先日、こんなニュースについて、ツィートさせていただきました。 違いがわからなくなりつつある2つのカテゴリー 「アウトレット」と聞くと聞いたことあるとは思います。 「オフプライスストア」と聞くとまだ聞きなれないものですよね。 明確に違いをわけるが、ちょっと曖昧になってしまうのですが。。 そもそも、オフプライスストアとは何? 1店舗内に、複数のブランドが入っていてセレクト型 型落ち、シーズンオフになったものでありB品ではない アウトレットとは? 1店舗で1ブランドとなっていることが多い B品などの生産上のロス在庫を扱う アメリカではすでにファッション市場の一角を成す存在 アメリカではすでにファッション市場の一角を成す存在となっている 「オフプライスストア」 サステイナブル意識の高まり、 世界的な不況を後押しして人気となっています。 年間約10億枚にものぼる廃棄をしているといわれる日本のファッション市場。 サステイナブルを謳いながらも、 大量廃棄もするという「ダブルスタンダード」 ともとられます。 もっとも、アウトレットは、「アウトレット専売品」なども作っているため もはや作る理由さえあれば。。と、 わけがわからないほど生産されている節もあります。 この、ダブルスタンダードはファッション市場の本質的な問題でもあります。 そのアンサーな業態なのが 「オフプライスストア」。 廃棄しか残された道がない余剰品を集めて展開されるものです。 ブランドが、「在庫の安売り」をしない大きな理由は 価値既存(かちきそん)を起こしたくないためです。 オンシーズンでは10万で買っていたのに、 シーズンアウトで10000円になってたらね。 がっかりでしょ。 だからセールは最大でも50%くらいで留めておいて、 最悪70%OFFくらいまで短期的に下げて、 売れなければ廃棄という手段をとるのです。 (その他諸々の事情なありますが) アメリカのオフプライスストア「TJ MAXX」 アメリカのオフプライスストア「ティージェーマックス」は、 こういった在庫を集めて格安で販売をするビジネスモデルのお店。 実は、アメリカを代表する「ラルフローレン」の最大の取引先が、 「TJ MAXX」 であることは有名な話なんです。 そのくらいブ

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