初心者だけど仮想通貨のニュースを紐解いてみた:WBTCのバーンと中央集権の現実
正直、私も仮想通貨初心者です。勉強しながら、少しずつ運用を始めている段階です。 そんな中で今回、コインベース(Coinbase)がラップドビットコイン(WBTC)の上場廃止を発表したニュースを目にして、いろいろと調べてみました。 結論から言うと、WBTCの供給が大幅に減り(バーン)、市場が混乱した結果、価格が一時急落。その後回復するというドラマがありました。 このニュースを通して、「仮想通貨は本当に分散型なのか?」と疑問を抱かざるを得ませんでした。初心者の私なりに、今回の出来事を分かりやすく整理してみます。 https://nextmoney.jp/?p=69679 WBTCって何?初心者視点で理解してみる まずWBTC(ラップドビットコイン)とは何か。 調べてみると、これって「ビットコインを他のブロックチェーン(主にイーサリアム)で使えるようにするためのトークン」らしいんです。 ただ、このWBTCは、Bitgoというカストディ(資産を預かる企業)が管理しています。 つまり、分散型とはいえ、ある企業に資産を預ける仕組みが必要なんですね。 この時点で「え、結構中央集権っぽい?」と感じました。 ニュースの核心:突然のバーンで何が起きたのか? ニュースによると、コインベースがWBTCの上場廃止を決めた影響で、5,844WBTCがバーン(焼却)されました。バーンというのは、トークンを永久に消去することです。 供給量が減れば価格が上がる可能性がありますが、今回は逆に一時的に価格が急落しました。 これについて、「投資家への説明が足りない」と批判の声もあったようです。 バーンや上場廃止が突然行われると、分散型のはずの市場が実際には一部のプレイヤーによって動かされている現実を感じます。 仮想通貨の分散型って、まだ理想なのかもしれない 調べていくうちに分かったのは、仮想通貨が完全に分散型になるのはまだ先の話だということです。 ① 中央集権的なカストディ企業の存在 Bitgoのような企業が資産を管理している限り、完全な分散型とは言えません。初心者から見ると、「安全性のために必要なのかな」とも思いますが、同時にその企業がどう動くかで市場全体が揺れる可能性があるのはリスクです。 ② 大手取引所の影響力 コインベースのような取引所が特定のトークンを廃止するだけで価格に影響が出るのも、分散型