おしゃれ更年期対策を考える

adult attractive beautiful beauty

私たちにとってカッコイイおばさんって誰でしょう?

例えば、夏木マリさんは?

ツヤ感がありますよね。べつに厚化粧でもないのに。

例えば、ドリカムの吉田美和さんは?

べつに若作りしているわけでもないのに、

ちゃんと今のものをほどほどに着ているのもカッコイイ。

“己”を知っている。

そうそう、我々アラフォーアラフィフ世代は、まずは、

“己”を見ないとね。

「おばさんを嫌っているということは、

自分を嫌っているといことになるから。」

結局、

「おばさんをすごく嫌っているから、

かっこいいおばさんになれない。」

でも、放っておいてもおばさんになっちゃう。

若い時がベストだとしたら、

どんどんゼロに近づいてきていると思っちゃっている。

大人のギャップの悩み

さて、どんなに若く見た目を作ったとしても、

パスポートとかマイナンバーカードに記されてる年齢は、

おばさんじゃないですか。

そういうギャップでみんな混乱しちゃう。

そして、私たちにはお手本とか模範というものがない。

私たちの親の世代だと、

例えば、デパートに行くときもスーツで行くとか

子供の参観日もスーツで来てる人いましたよね。

でも、今はそういうのはない。

もしかしたら、私たちが作らなきゃならないし、

私たちが格好良くしないといけない。

若いころは雑誌とかで、これさえ買っておけばとか、

これ一枚さえ着れば幸せになるっていうのがあったけど、

もはやそれだけではダメ。

でも、若い子の方式(ベイシック)をおばさんにまで押し付けて、

おばさんもそのセオリーでイケるんじゃなかな?って、

思っているけれど、

やっぱりそれ全然無理なんですよね。。

それに、

本当に体は正直だから、

老眼鏡がないと見えないだとか、

骨粗鬆症(こつそそうしょう)一歩手前とか、

ホルモン不足になってしまう。

そういうふうに、見た目と中身にいろいろギャップがあり過ぎて心が折れちゃう人も

いるんですよね。

シンデレラ願望っていうのもあって、全然違うものになりたい、

なれると思っている人もいますよね。

若い子だったらサナギから蝶になれるのかもしれないけど。

おばさんは、せいぜいなれて蛾ぐらいな何時(笑)。

だったら、標本になるような蛾になっちゃった方がいい(笑)。

キツい、重い、かたい」の壁

おしゃれ更年期の兆候っていうと?

「きつい」「重い」「かたい」に耐えられなくなったら、

おしゃれ更年期じゃないですか?

体力と気力があれば、

「キツい」「重い」「かたい」も着られるから。

「きつい」「重い」「かたい」が着られる人は、年齢に関係なく

まだおしゃれ更年期に入っていない人ってことですよね。

おしゃれ更年期を迎えていて、体力気力が衰えてもう着られないのに無理して着ると、

顔がブスになります。

行動も制限されるし。

夕方には不機嫌(笑)

いや、午後から (笑)

そう、エネルギーがもたない。

どんどんタイマーの時間が短くなってきてね。。

選べる服の範囲は狭まるけど、逆に着られるようになるスタイルもある。

許されるというかんじで。

ドレスにコンバースを合わせたり、

自分が変わったのかもしれないけれど、

時代も変わったのかもしれない。

今、スニーカーが流行っているけど、

昔流行った感じとはまたちょっと違う。

ものは同じなんだけど。

不思議ですね。

潮目が変わってきてるというのか。

こうやって敏感に今の潮目を読めば、

おばさんでも、“今の格好”はできるんですよね。

“若作り”と”今の格好”は違うんです。

しかも、それほどおしゃれコンシャスではなくて普通ない格好でも、

すごくキレイなティーシャツを着ているとか、

どこかおしゃれという部分があれば、それでいいんです。

大人のおしゃれってそういうことなんじゃないのかなって。

逆に言えば、あり得ないような夢を着るものでなんとかしようとすると、

失敗するってこと。

一発逆転を狙いすぎてちゃいけない。

ここでホームランを打たなくても、

もうバントヒットでもいいじゃないですか。

その方が店頭入ったりしません?

ホームラン狙って打って、フライ上がって、

はい、終了ではね(笑)。

あと、もうほとんど完璧って人がさらに上を狙うと、

それも逆にコケる。

それ以上なく、ギリギリですから。

普通の人って、85点か92点くらいとれたら、

それが実は100点なんですよ。

ちょっときれいめが肝

カジュアルな恰好をするときには、ヘアメイクはちょっと綺麗めがいい。

それでちょうど良いと思う。

若者みたいに、何もしなくてナチュラルっていうのは、

単なる手を抜いたナチュラルおばさん。

おしゃれなんだけど、なんか惜しいと思う人っていますよね。

ちょっと時空が違う感じがするみたいな。

あと10歳若かったら、ハマっていたのにね。って。

そこらへんの解釈がたぶんおしゃれの肝なんですよね。きっと。

おばさんに見えちゃう人と見えない人の境目というか。

ちょっとした差というか。

自分が場外に行っちゃっていないかどうかを、

いつも見極めないと(笑)。

「今日のスタイルは、場外!」とかね(笑)。

ちょっとリセットしてきれいにして戻らないととか。

戻ってこられればいいけど、

もう戻れない人も、いますよね(笑)。

つまり、周りを見ていないってことだよね。

やっぱり、流行を追うっていうんじゃなくて、

周りを見ているかどうかっていうことですね。

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