電力を自然エネルギーに変えるだけで節約&日常をエコに

photo of windmills during dawn

電力のパワーシフトすることで、エコで日常の節約につながる。

まあ、ほんとかどうか参考になる事例も見つつ読んでいただければ幸いです。

パワーシフトするということは、電力の供給元を変えることなんですが、

具体的には自然エネルギーに切り替えるということです。

電力と環境のかかわり

まずは、電力について考えてみましょう。

私たちの生活で電気はなくてはならないもの、

空気みたいに当たり前になくてはならないものですよね。

パソコン、スマホ、照明、エアコン、TV,電子レンジ等など

今もし電気が使えなくなったりしたら、

めちゃくちゃ困ることばかりではないでしょうか。

でも、その電力、

どのように作られて、どのように環境に影響を与えているのかご存じですか?

私たちの使う電力の8割は、火力発電

化石燃料を燃やし、熱エネルギーを電力に変える発電方法で作られています。

この発電方法は、

気候変動(地球温暖化)を進行させています。

二酸化炭素(Co2)などの「温室効果ガス」を大量に排出しています。

air air pollution climate change dawn
Photo by Pixabay on Pexels.com

パワーシフトがエコな理由

もちろん、太陽光・風力・バイオマス・地熱・水力の

再生可能エネルギー(=自然エネルギー)でも

発電所を作るときだったり、廃棄するときまで排出がゼロというわけではありません。

でも、火力発電というのは発電中もCo2を排出し続けます。

お分かりだと思いますが、

これめちゃくちゃ環境に悪いと思いませんか?

では、私たちが実際に電力を使っているうえで出すCo2は、

いったいどれくらいのCo2を排出しているのかというと、

約半分が電力由来です。

日本全国だと年間で約1.9トン。

想像もつかないですが、かなり多いと思われますよね。

だからこそ、

電力由来でCo2をできるだけ出さないように、

自然エネルギー(再生可能エネルギー)に切り替える。

これって、私たち一人ひとりができるエコな選択の中でも

ダントツで効果が高いのです。

切り替える方法と注意するべきこと

パワーシフトで、環境への影響に効果がありそうだと気づけていただけたかと思いますが、

ではどうやって切り替える?

どのくらいの値段で?

すぐにできるの?

など気になるはずです。

まずは、切り替え方値段です。

基本的には、自然エネルギーを取り扱っている

各電力会社さんのWEBサイト、もしくは電話で切り替え可能。

サステナブルでんき 公式サイトはこちら

みんな電力

いつも届く、電気の検針票を準備する。

で、意外と今の電気代より安くなる人もいるようです。

地球と家計にやさしくなるかもしれないのですね。

たまに、電力会社さんやプランによって高くなる場合もあるようですが、

それでも、コーヒー1杯分の価格?くらいですので、

各電力会社さんのWEBサイトでシュミレーションもできるので

試してみてください。

電力会社さんの選び方と落とし穴について。

選ぶうえで最も重要なのが、

「電源構成」

というもので、どの発電所から電気を調達しているのか?

電気が作られる方法の割合です。

たとえば、この電力会社さんは

みんな電力

北海道電力ではこんな構成です

https://www.hepco.co.jp/corporate/company/ele_power.html

東京電力だとこんな構成です

https://www.tepco.co.jp/ep/power_supply/

日本全国では、自然エネルギーの割合はおおよそ15%程度と言われます。

ですが、最近ではいろいろな会社から再生可能エネルギーって販売されています。

とくに新電力系で増えているのですが、

そもそも、15%程度のはずが、再生可能エネルギーのプランが

続々と増えているという事実とこの数値のの矛盾があります。

これがじつは落とし穴の1つ目です。

たとえば、一つの電力会社が火力発電所などから

電力を調達しているとしても、

自然エネルギーのもつ「Co2を下げる価値」を、

証書という形で買えば、

自然エネルギー100%と言って販売できるという制度があるんです。

つまり、火力発電で作っている電気でも

お金さえ払えば、自然エネルギーと言って売れてしまう。

証書付きで、実質再生可能エネルギーですという電気を買っても、

その支払ったお金の行先は、自然エネルギー発電所ではないのです。

「どういうこと?」ですよね。

詐欺?って思えちゃいますよね。

こういう意味不明の制度ができてしまった理由は、

こちらを読んでみてください。

https://enect.jp/life/ceo-contribution/

そういう変なというか、意味不明で詐欺みたいなのが気になるので

「電源構成」という

発電方法の割合を公表しているものを確認してみると良いです。

この、電源構成は開示の義務はないので出しているとこと、

出していないところがあるので、

しっかりと地球環境のこと、お客のことを考えている会社は開示しているので、

「自然エネルギー」「エコな電気を」とかの

キャッチフレーズだけに惑わされずに電源構成を気にしてみてください。

そして、2つ目の落とし穴は、

「自然エネルギー」と分類されるものでも、

良くない発電方法がとられている場合があります。

例えば、環境に悪影響な燃料を輸入して行う

パームオイルなどからのバイオマス発電。

大規模な森林伐採を伴う太陽光発電パネルの設置。

その土地の生態系や健康への影響への配慮のされていない

風力発電など。

誰かの犠牲のうえで存在する再生可能エネルギーも存在しているのも事実です。

なので、選ぶ電力会社さんの発電所を建てる、運営するうえで

その土地や環境のことをしっかり考えられているかどうか、

地域の人とコミュニケーションがとれているかどうかを

基準にえらぶことも大切です。

とはいえ、そんなに細かく自分で確認していくのも。。。

こちらのサイトで詳しく解説もされていますのでわかりやすいかと思います。

https://power-shift.org/choice/

さいごに

サービスや商品にお金を払うということは、

あなたが、そのビジネスを応援しているといこと。

毎日の暮らしのために支払っている電気代、

安いものではないですよね。

支払っている電気代は、人生の大切な時間を費やして稼いだお金。

電気代として支払ったお金は、

今一体どこの誰に届いているのか?

それが、火力発電の先にいる中東の石油王のままで良いのか?

それとも、本気で環境や地球の未来のことを考えて頑張っている

日本国内の再エネ発電所に届けることに変えて、

自分や子供たちの未来を守るための一歩を踏み出すのか?

自らの選択次第です。

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