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品質表示作り

テンセル混のシャツの品質表示を用意しなくてならなくなり、準備を始めた。単純に、生地屋さんからの情報(ラベルについている)に沿って書くこれで良いかな。と、入稿して始めてわかったことがある。 数年前、会社員時代に携わってた頃とは違ってることに。 テンセル(指定外繊維)こんな表記を昔みたことないですかね?2017年に表示のしかたの見直しを行われてからは、指定外繊維改め 再生繊維と表記しなくてはならなくなりました。 再生繊維とは、そもそも何かというと、 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%94%9F%E7%B9%8A%E7%B6%AD テンセル、リヨセルの表記の仕方についてレンチング社の商標権に配慮をし、業者さんにこのように表記するほうがトラブルになりにくいと助言いただきこのように作りました。 また一つ学ばせていただいた。

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フィギュアスケート衣装4

仮縫い決まり本番生地で組み立て さてさて、仮縫い完了のところから続けて書いていない自分が嫌です。 最後までしっかり記録をとって残しておかないといけませんよ。このブログは自分との対話でもあると。今更ながらに思うのです。 本題ですけど。パワーネットの伸縮のある素材の縫製は慣れたら意外とそうでもない。 実際に難しいのは襟繰りとか袖口だとかの始末だと思います。見た目にすっきりさせ着る人にストレスにならないように。 前側 後ろ側 花のモチーフは、チュールレースから切り出して一つ一つ場所を確かめながら、配色のバランスを見ながら、気の遠くなるように思えるかもしれないが付け始めると夢中になるもの。 一度、あまり可愛くない印象を与えてしまうとこういったイメージ重視の仕事にはマイナスなことだ。だから、そこはきちんとしておくべき。 花付け作業も終わり、スワロ付けの作業が残っている。 写真を撮り忘れてしまい。不覚にも記録できないが。大会当日の撮影ができた。 次は、どんなテーマの依頼がくるでしょうね。 少なからず、TVのスケートの中継は衣装のこと重視で見るようになってます。最近

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台所で草木染め

玉ねぎの皮を使って草木染めをする 草木染めが家のキッチンででもできてしまう。 染料に使うのは「たまねぎの皮」 これからその手法を書くけど、これが正解だということではないので注意してほしい。 あくまで、自分独自の見解と草木染めの作家さんの話を取り入れながらカジュアルでやりやすいように工夫した結果。だから、一つの手法ですよ。 草木染めは、手法とコツさえわかれば、そんなに難しいものではありません。 どんな素材なら染められる? まず、染められる生地というか素材は、天然繊維だけである。 綿、麻、毛、絹。 これらの素材と混紡のものがあるが、染まらないことはない。でも、混率なりの色付きになる。 絹や毛などの動物性の繊維はよく染まります。 麻、綿の植物性の繊維は使い込んでいるものは染まり易いですが、新品のものはそのまま入れてもそれほどそまりません。 タンパク処理が必要になります。豆乳などを使います。ですが、豆乳を使うのはなんか勿体ない気がしますし、ちょっと手間ですよね。なので、草木染めように作られたディスポンという濃染剤なる液体を使うと良いです。 購入したい場合、近所の染料の扱いのある手芸店などで購入できます。札幌だとマリア手芸店というところで買えます。 http://www.mariya3.com/ 用意するもの 大きな鍋 ボール 菜箸もしくはトング ざる 媒染剤~発色させ、色止めの効果になるもの 集めてきた皮を煮出して、染液を抽出していくのだがイメージしてほしい。染料という玉があって、その玉が皮の中に無数に存在しているイメージを。 それらを熱湯にとおすことで引き離していく。 褐色の液体ができてきます。 今回使う素材は、綿。綿は植物からできている繊維だ。故に、繊維の中にタンパク質を持っていない。なので、染料の吸着をよくするためにタンパク質をすり込む。 作業の流れ ディスポン処理を行う。 煮込んで作った染液に染めたいものを投入し、ムラにならないように混ぜる 媒染液を用意し、染液で染めたものをは発色させる 水洗いし余分な染液を落とし、完成 染液つくり 染めたい物の約20倍の染料が必要と聞きます。 ディスポン液作り~ディスポン処理 80度以上の湯にディスポン液を溶かし込みます。 湯1リットルにつきディスポン3~4ccの割合で入れ良くかき混ぜます。 染めたいものを入れて、15~20分ム

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個人でアパレルOEM業を始める

アパレルOEM業って聞いたことあります? OEMとは、「Original Equipment Manufaturer」の略。「オリジナル器具、用具の製造業者」という意味になる。 「企業のオリジナル製品を製造する」という意味になります。 企業同士でとなると、ちょっと敷居が高くなってしまう気がするかも知れないが、今回は自分の経験もふまえ個人の小さなブランドさんと、縫製工場の勤務で得た知識で個人で小さな取引から初めて行った経験も踏まえて書いてみます。 OEMの営業とは? オリジナル商品を作られている会社さん、セレクトショップさん。最近では、美容室さんからカフェまでいろいろな会社さんでオリジナル商品を展開されている。 しかし、それらの商品はすべて商品展開されている会社で製造されているわけではない。 OEMの仕事内容と、流れ OEM営業はまずクライアントを見つけることから始めます。 スタッフTシャツやノベルティグッズ、キャラクターグッズなど大きな企業に限らず過去にそのようなものを作ったことのあるショップなどに、今後作る可能性のありそうなところに、営業活動を行っていきます。 逆に、自ら作れるものは作っておきサンプルとして提案なども行っていきます。 製品に限らず、資材関係の仲介業も業者同士の取引しか殆どないようなことも請け負うのもありです。 営業活動が実り、受注がとれたらクライアントさんからロゴのデータやキャラクターがあればデータをお預かりします。 制作するもの、依頼をされているもののお見積りとサンプルの作成の準備をします。 工場や内職さんとの連携をとりながら、クライアントの希望納期に間に合わせるように調整を行います。 その後、納品を行い請求書の発行と支払いの確認を行って、1つの仕事が終了します。 このクライアントが、今後もオリジナル商品の販売、制作の計画をしているのであれば、定期的に訪問やメールなどしながら、リピート発注をお願いしていきます。 OEM営業に必要なスキル 一般的な営業職に求められるスキルは、当然求められます。あとは、クライアントの情報を聞き取る力や、折衝力などです。 それ以外だと、製品の企画提案ができる力と、製品の製造に関する知識が求められます。 例えば、製造過程や方法、使っている糸や生地に関する知識。自分に仕事を依頼して提携工場や内職さんの技術でどのようなメリ

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フラップ作り、工業パターンの修正の話

工業パターンってホント其々の工場によって様々な工夫があるんだよね。 フラップとか2枚合わせて中縫いして返すパーツなんかだと 表側になるパーツと裏側になるパーツを同じ型で裁断し縫い合わせたいところだが、裏側を少し控え気味に仕上げると綺麗 工場に発注してくるメーカーのパターンでは、裏側控えを入れてたものと分けてくる場合と同型で縫製の時に調整してください。のような場合がある。縫製しながら調整というのは、熟練の職人さんでもちょっと作業効率的にはよろしくないと。 作業効率よくするために 単純に裁断するときに裏側と表側のパターンを別々にする。縫い代の幅を変える。 表側10mm 裏側8mm 8mmで地縫いする。 表側が2mm多い分が表側にゆとりを持たせられるし、縫い合わさり厚みの出る分もこのゆとりの中に収まるとだろうという事で簡単にこういう対応にする。 裏側が裏地とか使う場合もある。よくあるのが、同寸で裁断したのにどうしても裏地が出てくる。。。とかだ。 しかし、縫い代に差をつけるだけで割と解消できるもの。 そして、フラップを本体に付ける際の注意だ。付け方は大体2通りだ。 パーツとパーツの接ぎ目から挟み出しになる場合がまずある。この場合はフラップの付け位置の縫い代は特に変えずに、表側も裏側も同寸で問題ない。 でも、もう一つの付け方で一度地縫いして折り返して、ステッチで抑える付け方の時だ。 生地が厚くなればより反り返ろうとすると力が働くのである。 そのまま、同寸で付けてしまうと薄い生地の時はそうでもないが、中肉のものであれば殆どの確率で反り返る。 どうするかというと、付け位置の縫い代に差を付けておく。表側に5mmも付けておけば十分だろう。 表側と裏側をぴったり合わせてみて(縫わなくても大丈夫)付け位置あたりで追ってみる。 すると、5mm差あったものが3〜2mm程度とかになる。すごく厚いものであれば、5mmのものもある。 これが折り返しする場合に必要な差寸になる。「折り返しに必要なゆとり分」という。余る分は後でカットすれば良いので縫い合わせの時に、この差寸を意識的に合わせて縫い込む特に中央付近は結構ゆとり分が足りなくなるケースがある。 平らなところにおくとなんか変?と思うかも知れないが、付けてみるとしっかり落ち着くのである。

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ジーンズリペアは独自の見解でチャレンジして

ミシンができると知ると、結構頻繁に聞かれるのがジーンズのリペア。 僕もそれなりにはジーンズは好きだ。ヴィンテージのレプリカのブームの頃、なんとか自分でも作る事ができないものか?と。まだ、インターネットと無い頃だ。ショップに通っては色々と眺めさせて貰ったものだ。結局は、ジーンズを縫うミシンがあって、裁断から仕上げに至るまで分業で出来上がっていくことを知った。 学生の頃に学んだパターンの知識とかは余り役に立たないなと。率直に当時は感じた。教えてくれた先生達にジーンズ好きがいないということもあるし、そもそも学校というものは平均的な知識や技術を覚えてソコソコ業界に入っていけるかな?というくらいの段階までのものだからね。 僕自身の持論だけど、縫製の仕事にかぎらないけどソコソコの知識は身に着けることはできると思うけど、人にお金をもらって提供できるようになるには、現場で実際やられている仕事を見て真似してみてどうしたらそれらしく出来るか試行錯誤してはじめて身についていくものだと思う。というか、思っている。 そして、「教えてください」「はい、こうです。」なんてことは、ない。技術者、職人さんは、それなりの努力でもって今の仕事をやられているものだから。 ジーンズリペアも僕はとりあえず、リペアされているジーンズをかたっぱしから見た。色んなリペアの仕方がある。 つまり、正解はない。 大体は、穴のあいたところの裏側からあて布をしてミシンでたたくケースだ。ジーンズの色に近い60番手の糸で縦方向にたたく。 裏のあて布だが、スレキやブロードを適度な大きさにカットしてあげて周りにロックミシンをかけて綻びないようにしたものをたたく。生地は柔らかいので自然でソフトな仕上がりになる。しかし、生地自体は、デニムのような厚いものではないので強度はさほど強くはない。 強度のあるリペアに接着芯を裏から当ててミシンでたたかれているものもある。 僕が、最初に見たことがあるリペアの仕方だ。 接着芯って? 洋裁を知っている人にしか知られない副資材なんだけど。普段は、服を作る際に、ブラウスでいうと襟などの裏側に熱をいれて張り付けるものです。 生地の強度を増させる為だとか、保形のためにだとか目的は様々なんだけど。 厚さも様々ある。厚いものの強度はかなりものなんで穴のリペアには良いと。 裏からアイロンで接着してやります。120

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ベーシックなんだけどちょっとクセのあるのを目指した

De-function (Dosanko Ezotic Fanction)ドサンコ・エゾティック・ファンクションってブランドを作った。僕は、北海道人だから北海道人なりのアプローチがしたかったから。結果的には、いまのところ多くの人に広められていない。デザイン的なもので如何に表現するべきか悩んだりもしたが、雪のイメージ?氷のイメージ?どれを取っても抽象的過ぎて、伝えられる自信が無い。もっと単純なことで表現するのに出した一つの答えが、「玉ねぎ染め」。 なんのこっちゃ?だ。 草木染めの技法を使った染色のやり方なんだけど。使うのは、たまの中身じゃなくて外側の皮だ。料理するときに剥かれて捨てられているあれだ。 皮の中にある染料になる色素を沸騰させた湯で煮だすことで取り出すことができる。なんか難しく説明しているけど。 単純にお茶をいれるのと一緒だね。行程的には。大きな布を染めたいし、大きな製品だってやってみたい。当たり前に思うことだと思うけど、同じ価値観を共有してくれる人=ファンになってくれそうな人の好むものに応えたいからね。 札幌でそういう施設を利用できるのはあらかじめ知り合いに聞いておいた。札幌芸術の森クラフト工房だ。 https://artpark.or.jp/shisetsu/craft-kobo/ 大きな寸胴、業務用のガスが使える。10:00~16:00まで貸し切りで¥1600で借りれる。 染めパラダイスである。 いや、なんか表現がキモいかもな。 湯を沸かして玉ねぎを煮たところがこれだ。 とにかく、贅沢に色をとれるのが原産地からタップリ恵んでいただける特権で、あふれんばかりに煮出す。ちなみに、原産地は、札幌のお隣の岩見沢市から運んできた玉ねぎの皮だ。 煮出す工程を何回も繰り返すのは大変だと考え、単純に濃い原液なる液を作って保管しておこうと思った。お茶を煎れる工程から想像して、玉ねぎの皮茶なるものはないのか?探ってみたらホントにあった。健康茶として飲まれている。 気になって自分でも飲んでみることに、この染め液を飲めば良いでしょ?となるところだが、実際に飲まれている皮茶の皮は有機栽培の無農薬のものらしい。使う目的が違うし、無駄にお腹をクダスのも間抜けなので、ちょっと口に含んでみたくらいだ。って、飲むんだ。。。実際に販売されているのもの買って飲んではみたのだけど。 http

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フィギュア衣装-2

知れば知るほど。その仕事が好きになりません? 僕はといえば、フィギュアスケートについて考え直してみようと思った。 固定概念、洋服作りに対して長年の自分なりの考え方を一回リセットした方が良い。 衣装製作に既製服で得た凝り固まった考え方が足かせになるんじゃ無いかな?と、仕事に入る前の選手の女の子、コーチ、選手のお母さんとの何気なく交わす会話だとか、自分なりにネットから得た情報とか踏まえた上で 最もな方法があると思った。 あくまでも、衣装は競技の付属品で選手の演技、表現を際立たせる為のもの。決して、主役では無い。 ファッションショーや、展示会に出すものとは全く別の領域のものだ。 表現の主体が衣装では無い。 早速仮縫いの場面で思い違いが訪れた。 〜仮縫い→シーチングで〜 現物は、伸縮性の良く効いた素材なんでまるで確認作業は出来ない。装飾に使うモチーフをつけてみたが、全く雰囲気を確認できず。 直接、モデルの体に布を当ててやってみることになった。 〜シーチングで組んだトワル〜 結局は、体に当てて ただただ窮屈でしか無い、伸縮性の良く効いた素材で仮縫いし無いと。 ちょっと冷静に考えたら、時間をかけない最短の道で行くなら…。 と言うわけで、パワーネットと言う素材で仮縫いを再開して最初に組んだのがバッグスタイル。    選手とコーチは揃って、バッグスタイルを強調してました。よくよく調べてみたらやはり、フィギュアスケート衣装にとってバッグスタイルは、前から見たスタイル以上に重要視されると言っても過言では無いとわかりました。 フィギュアスケートはバッククロスという滑り方、後ろ向きで滑るテレビの中継とかでも良く見られる感じね。 故に背中は大事なポイントです。 背中からお尻の中心に掛けてのV字のライン。 これも重要な線になるので、そのへんを踏まえて   スカート丈は、後ほど修正するとしてシーチングでやるより、遥かに。 そして、前はそれとなくドレープ感があれば良いらしく   どうにか、二度目の試着の支度ができたかな。というところで。 しかし、このパワーネットの特性をいかす縫い方でないとならない。 今のところ、道具は限られいて布帛を縫う為の普通ミシンとロックミシンの。これだけ。 ニット系の素材を縫うには、ロックミシンは良しとして、地縫いは出来れば伸縮についてくる丈夫な縫いと糸。 今回はもう一台

未分類, 衣装作成

フィギュアスケートの衣装-1

僕はといえば、あいも変わらず。 縫製とかデザインとかのご相談を仕事にしている。 今年の1月に、6歳の男の子の依頼を受けた時。それは、特に違和感なく既製服に少し派手さがある程度かなって。すぐに作る事ができた。 半信半疑の納品。「こんなんで大丈夫なのか?」 作業場の床に置いてたときは、ただの衣装。 既製服と大きく違ったのは、よくストレッチの効いた素材。 お母さんだとかコーチには、感謝の言葉を頂けて職人冥利につきるとこですが、創作者の目からはずっと半信半疑だった。 この画像をもらえるまではね。 氷上は、普段見えている世界とは別世界なんだと認識できた。リハーサルとは言えこんな小さな子に着せた衣装だが、作業場にある時とは別物。 色の見えかたから、布の動きかたからね。 この依頼をしていただいたコーチには、僕とは違った視線で見ていたのだと。 時折、時間が合えばリンクに行って彼らのレッスンを見させてもらったりするようになった。 衣装が喜ばれるのは嬉しい。 それ以上に、縫製という技術を軸に知らない世界を知れることが、それ以上に幸福を感じている。

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