
広告やCMの撮影現場において、衣装は単なる「服」ではありません。
その一瞬のカットで、キャラクターの背景やブランドの世界観を雄弁に語る「舞台装置」です。
札幌を拠点に30年、フィギュアスケートの衣装制作で培った「動いた瞬間の美しさ」と「ミリ単位の造形力」。
今回は、その技術を注ぎ込んだキッズファッションショー用のランウェイ衣装の制作プロセスをご紹介します。
コンセプトの具現化に悩むスタイリスト様、制作担当者様のインスピレーションになれば幸いです。
Table of Contents
異素材の衝突:オーガンジー×マニッシュな造形
今回の衣装の核となったのは、ドット柄のオーガンジー。
子供の可愛らしさを引き立てつつ、ステージ上での「強さ」を表現するために、あえてマニッシュなベストジャケットを組み合わせました。

フィギュア衣装の技術を応用し、激しい動きの中でもシルエットが崩れないよう、内側の芯地選びからこだわっています。
レンズ越しに見た時の「生地の張り」と「光の透過」を計算した仕立てです。
360度、どこから切り取られても「主役」
撮影現場では、斜め後ろからのカットや、動き出しの一瞬が重要になることも多いはず。
この衣装では、背面に大胆なオーガンジーのボリュームを持たせました。

モデルが歩くたびに、空気を孕んで膨らむフリル。
それはまるで、その子の個性が溢れ出したかのような躍動感を生み出します。
「どの角度から撮っても絵になる」——それが衣装デザイナーとしての誇りです。
細部に宿る「質感」:シャツ一着にも妥協しない
既製品では出せない「独特の雰囲気」を作るため、インナーのシャツ一枚から型紙を起こします。
襟の高さ、袖口の広がり。少しの調整で、映像のクオリティは劇的に変わります。



スタイリスト様・制作担当者様へ:札幌アトリエから全国へ
「既製品ではコンセプトに合わない」 「キャラクターを際立たせる、一点物の衣装が欲しい」
そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。 札幌市清田区のアトリエでの打ち合わせはもちろん、Zoomを用いたオンラインでのデザインヒアリング・監修も承っております。遠方の撮影現場への発送対応も可能です。
- 対応範囲: 広告・CM衣装、ステージ衣装、アーティスト写真用、一点物オーダー
- 強み: フィギュア衣装制作で培った「動き」への理解と、手作業によるテキスタイル加工
「WEBの海を越え、最高の一瞬を共につくるパートナーとして」
あなたのビジョンを、私の針で形にします。
「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、
どうぞお気軽にご連絡ください。
2025年の衣装協力させていただいたものです。少女のピンクの衣装になります。


















