
フィギュアやダンスの衣装は、市販の服とは違い、装飾やストーン、モチーフが複雑に縫い付けられています。
そのため「どこに修理を頼めばいいのかわからない」という声を、札幌でもよく耳にします。
今回ご紹介するのは、脇下のサイズ調整とモチーフ修復のご依頼。
「身近にこういう作業を頼める人がいるんだ」と知ってもらえるよう、実際の流れを物語のようにまとめました。
依頼者さんからのメッセージ
ある日、弊社のホームページのお問い合わせに一通の相談が届きました。
成長期のために3年前から使っているフィギュアスケートの衣装なんですが、バストから上の寸法がきつくて動きにくいんです。
装飾品も付いているため自分ではどうにもできなくて。。。
このような修正って可能ですか?
写真を見ると、脇下に大きめのモチーフが重なっていて、縫い代がほとんど見えない状態。
現物確認のためお伺いすることにしました。意外と弊社から近いのもありまして。
現物を見せていただいた印象です。
「これは慎重にやらないといけないな」とすぐに感じました。
そしてなんと、1週間もしないでエントリーしている大会に使用したいとのことでした。
作業前の確認
衣装をお預かりして、まずは脇下の構造をチェック。
- モチーフが縫い付けられていて縫い代が隠れている
- ストーンも劣化で外れているとこもあるが縫製するのに邪魔になるものもある
- 表から縫うと見た目に違和感が出る
- しかし、サイズ調整は必要
この3つを踏まえて、
「モチーフとストーンを一度外してから作業する」
という方法を選びました。
モチーフ、ストーンを外して、縫える範囲を確保
装飾を傷つけないよう、糸を一本ずつ切りながらモチーフを外していきます。
この作業が一番神経を使うところ。
外してみると、やはり縫い代はギリギリ。
三角のマチをつけて寸法を出すことにしました。
この近い色のパワーネットを探し縫い付け。
縫える範囲を最大限に活かして脇下に余裕を作ることができました。
自然に見えるように縫製
脇下は動きが大きい部分なので、強度と見た目のバランスが大切。
ステージで動いたときに違和感が出ないよう、
表から見えるラインが崩れない縫い方で調整しました。
モチーフ、ストーンを元の位置に修復
最後に、外していたモチーフ、ストーンを元の位置へ。
装飾の角度や重なり方が少しでもズレると印象が変わるため、
写真を確認しながら丁寧に縫い戻しました。
仕上がりを確認して、無事に納品。
依頼者さんからは
「動きやすくなりました!本当に助かりました」
と嬉しいメッセージをいただきました。
札幌で衣装修理を探している方へ
フィギュア衣装・ダンス衣装・ステージ衣装など、
装飾が多い衣装の修理やサイズ調整は、一般的な洋服直し店では断られることもあります。
当店では、
- モチーフ付き衣装
- ストーンが多い衣装
- 伸縮素材の衣装
- 急ぎの相談
などにも対応しています。
「どこに頼めばいいかわからない」
そんなときは、気軽にご相談ください。
「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、
どうぞお気軽にご連絡ください。
















