2023年10月

女性服

拝啓D◯◯r様、ポーチをリメイクさせて頂きました。

夏のイベントに来られたお客様に預かった。 ハイブランドのポーチをスマホケースにして欲しいとの事だ。 アラフォー、アラフィフ世代はやっぱりなんか懐かしいし、感慨深いよね。 躊躇なく切り バラバラに 裏地を外すと、こんな資材が貼り付けてあるんだ〜って いわゆるバッグの内張だよね。 この素材だけで、組み直しするならただのリメイクだから。 ここに新しい素材を組み合わせることにする。 イメージはこんな感じに考えています。 どこで使うのかシーンをイメージして、彼女が スケートリンクで息子さんのスケートのシーンをスマホで撮影している 場面を想像して描いてます。 ラインストーンはぜひ取り込みたい感じ。 こんな感じで、色味を変えて ストラップはそのまま利用しています。 今回、コートの修理も受けてたので コートとコーデしてみました。 ファッションの「ワガママ」のご相談承ってます。 お問い合わせフォームもしくは、インスタグラムもご覧ください お問い合わせフォーム: https://lust.co.jp/contact/ https://www.instagram.com/defhiro/

background of brain inscription on rugged wall
ライフスタイル

ルールの上で踊っていた

先日、中学の頃からの友人と遊びに出た時の気づきだ。 友人の彼は一言で言うとアウトローです。 正確にはアウトローでした。 いろんな人生の出会いに巡って彼は今では、 某業界ではトップシェアな会社の代表になってる。 先日の展示会、 これに遊びにきてくれた感想を話してた。 遠慮なく。 結局、 「誰かに認めてもらおう。」 「世の中の人気ありそうなものによせてみよう。」 こういうのでアート活動をしてる上では面白いものが生まれてこない。 社会に遠慮して飛び抜けた 枠の外れてる活動がよろしくないという意識が きっと、僕の20代30代の会社員生活の中で潜在的に刷り込まれているんだろう。 僕の友人にはそういうのはない。 だから、面白い会社を生み出せたんだと思った。 「ルールの上で踊っていた。」これに過ぎない。 意識を彼と遊んでいた10代のピュアな時代に戻ってみるのも悪くはないなと思った。 ルールに寄せている仕事ではやっぱり 物足りないよね。 賛否があるから注目ある仕事に成長させられるものだ。

本、映画

MINAMATA

最近見て感動した映画です。 ジョニー・デップが製作・主演を務め、水俣病の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマ。 僕は、Amazonで見たよ。 https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.418e1723-7dda-4ebc-b415-abf3a1bb4e18&territory=JP&ref_=share_ios_movie&r=web 「MINAMATA」のタイトルにあるように外国人目線で捉えられた水俣病の史実。 色々、日本の史実はドラマになっているけど、 日本人以外の目線で捉えられた感覚は好きです。 ちょっと違うかも?って作品も色々あるけれどこれは、良かった。 LIFEという有名なアメリカの雑誌は知っているだろうか? 1936年から2007年までアメリカ合衆国で発行されていた雑誌です。 写真を中心にしたグラフ雑誌と言われています。 若い頃、なんかこの本欲しいと思って総集編みたいなのがうちの本棚にあるんだけれど。 あの写真だったのか〜。というのがクライマックスに。 家族を持って子育てをしてるだけにこの史実にぐっときます。 かつてアメリカを代表する写真家と称えられたユージン・スミスは、 酒に溺れる日々を送っていた。 ある日、アイリーンと名乗る女性から、 熊本県水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しんでいる人々を撮影してほしいと頼まれる。 そこで彼が見たのは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたちの姿や、激化する抗議運動、 そしてそれを力で押さえ込もうとする工場側という信じられない光景だった。 衝撃を受けながらも冷静にカメラを向け続けるユージンだったが。 ユージンが撮影した写真が世界を変えて、彼自身の人生も変える。 昭和世代の我々は、社会科の授業でそれとなくは水俣病についての 知識はあるのだけれど、今一度映画としてこの自国に起こった史実を見て欲しいところです。

ライフスタイル, 女性服, 40代メンズファッション

実は心から楽しんで作ったものじゃないと

実は心から楽しんで作ったものじゃないと 実は心から楽しんで作ったものじゃないと、ファンやお客さんには、本当に伝えたいこと伝わらない場合があるんだよね。 服を作ったり、創作をする事で事業をやってるから、 「買ってもらえそうなもの」 「売れている物」 「使ってもらえそう」 この感情で創作に入っていくと なんとも面白くはないものができる。 こんなのは、別に自分じゃ無い誰かが作っても良いものに仕上がる。 事業を継続したいがゆえに、自分を殺してでもこの事実を飲み込んで作ってかなきゃならないって思ってたここ数年だったけど。 先日の展示会期間に色んな人と何年かぶりに会えて、作ったものを見てもらってお話したり、 作品を買ってもらえたりで、 自分なりに考えちゃうわけ。 お付き合いで買ってくれるのか? 心から気に入って買ってくれるのか? これからがクリエイターとして深く自分と向き合わなくてはいけない時だと思っていて 自分自身がお客目線になった時に この人間の作るものには独特のものがあると感じられるとやっぱり もう一度見てみたくなるものだな。 結局、自分が目指したいのはお付き合いで買ってくれる人と向き合い続けたいのか、 心から気に入って買ってくれる人と向き合い続けたいのか。 言わずとも答えはあると思う。 突き抜けてきたのなら、 「尖る」 これしかないのである。

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