最近見て感動した映画です。
ジョニー・デップが製作・主演を務め、水俣病の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマ。
僕は、Amazonで見たよ。
Amazon.co.jp: MINAMATA−ミナマタ−(字幕版)を観る | Prime Video
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運...
「MINAMATA」のタイトルにあるように外国人目線で捉えられた水俣病の史実。
色々、日本の史実はドラマになっているけど、
日本人以外の目線で捉えられた感覚は好きです。
ちょっと違うかも?って作品も色々あるけれどこれは、良かった。
LIFEという有名なアメリカの雑誌は知っているだろうか?
1936年から2007年までアメリカ合衆国で発行されていた雑誌です。
写真を中心にしたグラフ雑誌と言われています。
若い頃、なんかこの本欲しいと思って総集編みたいなのがうちの本棚にあるんだけれど。
あの写真だったのか〜。というのがクライマックスに。
家族を持って子育てをしてるだけにこの史実にぐっときます。
かつてアメリカを代表する写真家と称えられたユージン・スミスは、
酒に溺れる日々を送っていた。
ある日、アイリーンと名乗る女性から、
熊本県水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しんでいる人々を撮影してほしいと頼まれる。
そこで彼が見たのは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたちの姿や、激化する抗議運動、
そしてそれを力で押さえ込もうとする工場側という信じられない光景だった。
衝撃を受けながらも冷静にカメラを向け続けるユージンだったが。
ユージンが撮影した写真が世界を変えて、彼自身の人生も変える。
昭和世代の我々は、社会科の授業でそれとなくは水俣病についての
知識はあるのだけれど、今一度映画としてこの自国に起こった史実を見て欲しいところです。
コメント