2022年8月

brown wooden door near body of water
ライフスタイル

「わび・さび」について

グローバル化が進み、海外の人々にむけて「日本の文化」を語れる力が重要視されつつあります。 さて、日本文化といえ様々ですけど、 茶の湯の精神と聞くと、「わび・さび」という言葉を連想する方は多いと思います。 でも、「わび・さび」とは??? 言葉で説明できる方は多くはないでしょう。 かく言う自分も、コンセプトショップの計画を練っている最中に 色々調べていくうちに学ばせてもらったところです。 「わび・さび」は、「侘しさ」と「寂しさ」を表す日本語に、 より観念的で美的な意味合いを加えた概念です。 わびさびはよく混同されますが、じつは両者の意味は異なるんです。 えっ!「わび・さび」って同じ意味合いじゃないの? そう驚かれる方も私を含めておられるかもしれません。 日常会話のなかで、わびさびが一括りにされがちな言葉ですが。 「さびは、見た目の美しさについての言葉です。 この世のものは、経年変化によって、 さびれたり、汚れたり、欠したりします。 一般的には劣化とみなされます。 ですが、その変化が織りなす、 多様で独特な美しさを「さび」といいます。 「わび」は、さびれや汚れを受け入れ、 楽しもうとするポジティブな心についての言葉です。 つまり、「さび」の美しさを見出す心が「わび」なんです。」 さびが表面的な美しさだとすれば、 わびは内面的な豊かさ。 両者は表裏一体の価値観だからこそ、わび・さびと、セットで語られるのだそうです。

女性服

ちょっと一押し、工夫

先日のことです。 息子さんの衣装関係でお世話になっているお母さんのお話です。 お母さんと言っても、年齢的には私と変わらないんですけど。 時々、この方は私が息子さんを家の前まで車で送迎した時に 労を労ってくれる気持ちで「新発売のジュースです!」などと お気遣いいただいてます。 ご本人曰く、「私は、ミニマリスト」 だそうです。何パターンかの洋服で決めているそうです。 ジュースのお礼がいつかしたいなと、私なりの方法で。 働く女性には、もっと色々チャレンジして欲しいので 「サンプルで良ければ、履いてみて欲しいです!」とこのスカートを差し上げてみました。 すごく喜んでおられました。 履いてみて、満足いただけて私の服のファンになっていただけたらなぁー なんて思ったりしています。 やはり、ちょっとした一押しで洋服には女性の心の奥に眠ってる何かわかりませんが、 何かを呼び起こしてくれる気がします。 ファッション嫌いな女性などいないはず。 「Lust for beautiful life.」

フィギュアスケート

フィギュアスケートのスパッツ作り

「いつもは、ネットショップで買います。」 いつものフィギュアスケート衣装のオーダーをいただくお客さまの話だった。 おかげさまで、衣装の方はコツコツオーダーいただけた分は作らせてもらっていたのですけど、 盲点というか、知らなすぎでした。。 スポーツ店に行けば揃えられるかと思ってたんですよね。 今回、それ相当になる生地を手配できたのでまずはスパッツから作ってきます。 お借りできたサンプルです。 縫製仕様などは、やはり市販されているブランドのものを見させて貰うに限ります。 スパッツにもシルエットがそれぞれにあるそうで、 フレアタイプがイタリアの国旗がついてるもので、スケート靴の下までスッポリ覆われる感じですね。 もう一つが、いわゆるスパッツ。 足首くらいまでの丈のやつです。 第一段は、スパッツを作ってみます。 生地の特性が最大に生かされるように、脇の縫い目がなく、ストレスのない感じに履ける様になつてます。 サンプルを借りてきて良かったのは、私の普段の服作りでは、脇に縫いを入れてシルエットを作る様にしてます。 でも、この場合は考え方が違うので。 なるほどなぁ〜と。 まずは、裁断してストーンでイニシャルを。 股ぐりを縫い、内股を一気に縫い合わせます。 オーバーロックの2本針ですね。地縫いはレジロン糸、かがりのとこはウーリー糸です。 裾はカバーロックで仕上げます。 裾が狭いのでちょっと不慣れのため苦戦してます(笑) さて、仕上がりはこんな感じです。 早速、リンクで試してもらいました。 「いい感じです」と。

フィギュアスケート, 衣装作成

ピーターパン衣装をアップデートしてきます。

昨年オーダーいただいたピーターパン衣装。 8月の大会に向けてラインストーンでアップデートしてきます。 まずは、襟周りの様子を変貌させます。 ストーンは4mm、色はオーロラ https://instagram.com/stories/lust2018jpn/2902815226623691692?utm_source=ig_story_item_share&igshid=YmMyMTA2M2Y= ベースになる生地が元々装飾性の強いものなのでストーンとの相性が肝心かなという感じです。 前面のイメージがつかめてきたので、 背面は逆のイメージを持ってきます。 演技の練習を何回か見させてもらって感じた後ろ向きに滑る 後ろに進める方向性というか流れを背面にイメージを入れてみました。 さっそく、演技の練習風景の動画をいただきました。 頑張って欲しいですね!

ライフスタイル

若い頃古着屋さんに憧れてました。

10代の頃、古着屋さんに憧れてました。今、古着ではなく各地の古布を回収してみて、古着には負けず劣らず出てきます。 古着=過去の美の欲求なのかな? 古布=過去の創作意欲かな? よくわかりませんね。 昨日、昭和にタイムスリップした様なお寿司屋さんでランチしました。 「男なら、黙って大盛」 暗黙の心意気なのか、今朝までずっと満腹感でした。美味しかったけど。 面白い拠点になりそうなので、また書きます。

未分類

90’sグランジロックを意識したジーンズリペア

不思議な生地ですよね。デニムって。 傷んでるほうが価値があるって思われるから。 全員が傷んでいるのが好みなんだという訳では無いんですけど、 破れていても、穴が空いていても捉え方次第で。 コーディネートの幅も広いし、 ジェンダーレスに楽しめるわけだから。 今回、リペアさせていただいたジーンズは2000年代のものが一本。 今も不動の人気とファンもいるブランドものです。 割とダメージが少ないので、傷んでる箇所を違うジーンズから移植するって感じで。 つづけて、90年代に古着屋で購入して今に至るというジーンズ。 相当なダメージ加減で、どうリペアをするか? やっぱりグランジロックの時代のロックスターが履いていた、普通なんだけどなんかカッコいいのにしちゃいましょうということで。 仕上がりをショート動画にしてみました。 製作工程が気になったら、こちらの本編もどうぞ

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