今回のご依頼は、新体操のフリー演技に使う衣装でした。
参考画像をいただき、これを新体操演技に使えるようなレオタード仕様にして製作してきます。
これが参考画像
アメリカンな可愛いウエイトレスでしょうか( ´∀` )
早速、トワル作りからはじめてきます。
トワル作り
トリコット2WAYの生地の残布が偶然あったので、黒で作っていくことにします。
仮縫いはシーチングを使うことが多いのですが、
伸縮があって、より現物(レオタード)に近いものでテストしたいので
通常の服より気持ち小さく設定してみました。
見本写真のものは伸縮の無い生地。
でも、用途がコスプレ&競技なので機能性があって、出来るだけゆとりのないピタッとした感じが必要。
でもテーラー襟はちゃんとして、中縫いをいれて開かないように
後ファスナーで脱ぎ着できるようにします。
リボンタイ作り
続けて、首のとこのリボンを試作します。
ここでは、シーチングの登場です。
少し大袈裟な大きさが、可愛かったりしますよね。
シーチキングの生成り色なのでパーフェクトに伝えられてないかもですが、
おわりに
トワル製作まで進みましたが、今現在コロナ禍の中。
演技をする子も楽しみに待っててくれましたが、
蔓延防止処置がここ北海道にも適用されました。
大会そのものが中止決定となってしまい。
残念ながら、ここで終了となります。
衣装は「マボロシ」となってしまいましたが
演技すること、表現をすることは続けていってほしいですね。
表現者の何かを刺激できる衣装が提供できれば
衣装制作者としては何よりの励みですから。