フランネルシャツのケア&洗濯方法。大事にネルシャツを使いたい方へ

女性服

フランネルシャツの適切な洗濯方法などをご紹介します。

フランネルのシャツは普段の洗濯などを少し工夫するだけで非常に長持ちします。

是非、大事に扱ってやって下さい。

秋冬ファッションには欠かせないアイテムですよね。

長持ちさせる適切な洗濯方法など御紹介します。

フランネルとは?

洗濯のお話の前に、フランネルについての理解を少し深めてみましょう。

洗濯やケアを考えるヒントにもなります。

「フランネル」=「ネル」

学生のころから馴染みがあるのは「ネル」の呼び方ではないですか?

そうです。

「ネルシャツ」です。

フランネルのシャツを「ネルシャツ」と呼びます。

もともとフランネルは、毛(ウール)で作られていましたが、
現在では綿(コットン)がほとんどです。
日本で有名なユニクロさんのネルシャツも、
基本的には素材はコットンです。

ネルシャツはどちらかというと、チェック柄
なイメージが強めの方もおられるかも知れませんが、
フランネルは、そもそもは素材の名称ですから、
他にも無地、ストライプ、小紋柄、花柄なども色々あります。

フランネルシャツの適切な洗濯方法とは?

洗う

grayscale photography of front load washers
Photo by Adrienne Andersen on Pexels.com

一般的なフランネルシャツは洗濯機にかけることができます。

ただ、例外もあるのでまずはご自身のシャツの洗濯表示などを確認してみてください。

ここでは、洗濯機で洗う場合ということで以下すすめていきます。

必ず洗濯ネットに入れましょう

まずは、フランネルシャツを洗濯機にかける場合

他の服と擦れると繊維がダメージを受けてしまうからです。

洗濯ネットはどんなものでも、100円均一で売られているものでも

十分です。

ちょっと面倒に感じてしまうかもしれませんが、

シャツを洗濯ネットに入れる前に

ボタンはすべて留めておきます。

そして、裏返してから畳んでください。

そうすれば、ネルシャツへの摩擦を最小限に抑えられます。

あとは、普通に洗濯機に入れるだけです。

この際に、洗濯機のソフトモードなどを使うと良いです。

基本的に洗剤は何でも良いのですが、

できれば柔軟剤はいれましょう。

フランネルシャツに毛羽立ちやシワができにくくなります。

また、

ランネルシャツの脱水時間はいつもより短くするのをお勧めします。

乾かす

フランネルシャツを洗濯した後(脱水後)に放置してしまうと

シワになりやすいですから、すぐにハンガーなどに吊るしましょう。

ここからが非常に需要

干す際にしっかりとシワを伸ばしておけば、

フランネルシャツにアイロンをかける必要はほぼなくなります。

工程1

「振りさばく」

まずは、シャツの端を両手で持ち、

上から下へ何度か振りさばきます。

全体の大きなシワをとります。

工程2

「引っ張る」

襟、袖、前立て、カフスなどの縫い目がたくさんあるところは、

シワが残りやすいです。

ピーンと何度か引っ張ることで、

シワを引き延ばせます。

工程3

「たたく」

フランネルシャツをたたくことで、表面のシワを伸ばします。

手のひら全体で両側から挟むように叩きましょう。

ハンガーに吊るしてからのほうがやりやすいです。

アイロンかけ

person holding white and gray plastic container
Photo by cottonbro on Pexels.com

先にも説明しましたが、フランネルシャツは洗濯後にしっかりとシワ伸ばしをしていけば、

アイロンなしで十分着用できるレベルになります。

ただ、もっとシワを伸ばしたいという方は、

サッとアイロンをかけると良いです。

フランネルシャツにアイロンをかけるときには

ハンカチなど適当な布をあてましょう。

これは、フランネルの素材へのダメージを和らげるためにします。

スチームをあてながらアイロンかけしてください。

(霧吹きで水をかけるのも大丈夫です。)

袖、襟、前立て、カフスなどシワになりやすいところを

重点的にかけると良いでしょう。

この際、あまりアイロンをギュッと押し付けてしまうと、

フランネルの特徴である起毛が寝てしまいます。

フランネルシャツの持つ雰囲気を殺さず、

シワだけ取るには、ふんわりとアイロンをかけるのがコツです。

フランネルシャツの洗濯のタイミング目安は

一般的な目安ですが、

Tシャツなどのインナーの上にフランネルシャツを着ると、

襟や袖口が直接肌に触れます。

このような場合、体から出た皮脂がつきやすいので、

おおよそ3回くらい着たら洗濯するくらいな目安。

パーカーやタートルネックなどの上にフランネルシャツを着るのであれば、

襟や袖口が直接肌に触れることはあまりないでしょう。

このような場合は、5回くらい着たら洗濯するくらな目安。

ただこれは、あくまで個人の価値観ではなく、

一般的な目安ですので、

参考までに受けとめていただけたら良いです。

いつも清潔なのが着たいのであれば、

毎回洗濯でも良いでしょう。

ただ洗濯頻度が増えると、

フランネルシャツの寿命は確実に短くなります。

どれだけ注意しても洗濯の度に、

素材は消耗されます。

ですから、できるだけ長く大事にしたい方は

あまり頻繁に洗濯しないほうをお勧めします。

フランネルシャツの清潔さと寿命とのバランスを考えたうえで、

ご自身に合ったネルシャツの洗濯頻度を決めてみてください。

フランネルシャツを長持ちさせるためのケア

フランネルシャツは洗濯すると縮むのか?

一般的に、フランネルは綿や毛の天然素材で織られた生地です。

日常的に洗濯では、ちょっとの縮みはあります。

しかし、ほとんどの場合は着ているうちに元々のサイズに

戻ろうとします。

洗濯した直後は縮んだ感じはするかもしれませんが、

それほど気にするものでもないです。

色落ちは?

色落ちはしやすいです。

ただ、フランネルシャツは

色落ちを含め自然な変化を楽しむ生地でもあります。

そこを踏まえたうえで、あまり過敏になることはないかと思います。

さきにも説明はしましたが。

必ず洗濯ネットに入れましょう。

これだけでも、色落ちをだいぶ抑えられます。

それより、濃色のフランネルシャツは

ほかの洋服への色移りご注意。

濃色のフランネルは最初の2~3回は単体で洗濯したほうが安心です。

何度か洗っていくうちに、ほとんど色落ちしなくなるので、

そのあとはほかの洋服と一緒に洗濯しても問題ないです。

乾燥機にかけてもいいの?

時短のため、最近は利用することが多いかと思いますが、

絶対にフランネルシャツは

乾燥機にかけないでください!

フランネルを乾燥機にかけてしまうと、

乾燥機の高熱と機械的作用で縮んでしまいます。

だいぶ小さくなると思います。

また、表面が毛羽立ってしまったり、

襟や袖がよれてしまうこともあります。

フランネルの毛羽立ちを直すには

毛羽立ちを改善するには、

単純に「洋服ブラシ」をかけると良いです。

持っていない場合は、

食器用スポンジで擦ると、

洋服ブラシと同じような効果が得られます。

食器用スポンジのガサガサしているほうで、

フランネルシャツの毛羽立ちがきになるところを、

んわりと擦ってみてください。

洋服ブラシと同じように繊維の毛先を整えてくれるので、

毛羽立ちが目立たなくなります。

ただし、あまり力を入れすぎないようにしましょう。

生地事体を痛めてしまう可能性があります。

襟や袖口の皮脂汚れを落とすには

ずっと着ていると、襟や袖口の皮脂汚れが落ちにくくなってきますよね。

濃色のフランネルだとあまり目立ちませんが、

淡色のだと非常に目立ってきます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

フランネルシャツの襟や袖口の皮脂汚れを落とすには、

じつは、

普通の石鹸

が効果的です。

というのも、石鹸は人間の体から出た皮脂を落とすものです。

その他にも、ハンドソープやボディーソープなど

人間の皮膚を洗うものなら、

基本的に何でも効果はあります。

手順は、

汚れの酷いところに石鹸と水をつけます。

そして、そこを繊維から皮脂を押し出すイメージで、

何回かたたいてあげます。

あとは、普段通り洗濯するだけです。

完全に皮脂汚れを落とすのは難しいですが、

だいぶ目立たなくなると思います。

洋服についた皮脂は長時間放置していると、

次第に繊維の奥に入り込んでいくため、

どんどん落ちにくくなります。

襟や袖口の皮脂汚れが石鹸でも落ちないときは、

クリーニング屋さんに相談しても良いでしょう。

https://lust.theshop.jp

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