コーヒー断ちをするかしないかも迷っている方のヒントになればと思います。
私も大好きなコーヒーですが、
最近、コーヒー断ちしてみました。
あの香り、嫌いな人がいないんじゃないかと思えるくらい癒されますよね。
コーヒーの香りはアロマ効果も高く、リラックスできる飲み物であると思います。
良いものでも、やはりデメリットもあるのは事実です。
ここでお伝えしたいのは、コーヒーを完全に断つというお話ではありません。
コーヒーのメリット、デメリットも知りうまく付き合っていけたらより良いコーヒーの使い方になるのではないでしょうか?
デメリットとは
飲みすぎが、白髪発生を増加させる
白髪の増加を加速させるとい研究結果があるそうです。
黒髪発生のメカニズムは、毛根で【メラニン色素】が活躍するから。
そして、【メラニン色素】の原料が【チロナーゼ】という酵素です。
コーヒーをドリップした際に発生する【過酸化水素】という物質が
【チロナーゼ酵素】の働きを弱くするのです。
【チロナーゼ酵素】が活性しないとメラニン色素を作る機能も低下しますよね。
その結果、白髪が増えるということです。
また、【過酸化水素】の水溶液の水溶液は漂白剤やヘアカラー剤などに使われており、
色を脱色させる作用があります。
一日一杯程度なら影響ないですが、飲むすぎは白髪を誘発するかもしれませんね。
脳のスイッチがコーヒー頼みに
「朝、目覚めの一杯のコーヒーを飲まないとシャキッとしない。」
コーヒーの香りやカフェイン成分の効果で、脳の中枢神経が興奮さます。
興奮作用によって頭を覚醒させていると言えるでしょう。
逆に、コーヒーの香りが脳のα波を刺激するととても高いリラックス効果が得られるとも言われています。
コーヒーを飲むと「心地良い高揚感」を得られることは間違えないです。
しかし、これって自力でシャキッとできなくなるという意味でも捉えられます。
朝食は食べず、目覚めのモーニングコーヒーのみなんて習慣の人は、コーヒーを飲まないとうまく起動しない体になっているかも知れません。
利尿作用でミネラルまでデトックス?
コーヒーには利尿作用があります。
利尿が促進されるということは、基本的には体にメリットである。
体の中の老廃物が尿と一緒に排出されるわけですから、体液の循環が良くなりムクミも解消されるでしょう。
しかし、摂取量が適量を超えて度が過ぎた多飲習慣になっていると、
不要物だけで無く体にとって必要なミネラルやビタミンまでが排出されるおそれがあるのです。
排出量が摂取量を上回ると、脱水症状を引き起こすこともあります。
利尿作用というは、そういう面もある事を意識しておくと良いです。
肝臓には効くけど胃には刺激が強い
コーヒーに含まれるポリフェノールである【クロロゲン酸】には、抗酸化作用があります。
クロロゲン酸は過酸化脂質や活性酸素の発生を抑えてくれるので、特にお酒をよく飲む人には肝臓に効果があるといわれています。
これとは正反対に、このクロロゲン酸は胃に優しくないのです。
クロロゲン酸は【胃酸の分泌を促進】するため、
空腹時にコーヒーを飲んでしまうと胸焼けを起こしてしまったり、
胃もたれを感じたりしてしまうのです。
心当たりないですか?
牛乳を多めに加えてカフェオレにして飲むと、胃に膜をはってそれを防いでくれるかもしれませんね。
血管収縮作用で頭痛が緩和?
先ほど出てきた、カフェインによる交感神経刺激で起こる血管拡張作用は、腎臓への効果がありました。
それとは違って、交感神経が刺激されてよく起こる反応は、血管が収縮される作用です。
そのおかげで頭がシャキッとするのですが、体内リズムによって起こっているのではない刺激であるので、常習化してしまうと何かしらの弊害を生むことも考えられますね。
「コーヒーを飲んだら頭痛が治った」ということもよくいわれますが、血管拡張によって起こる片頭痛を、無理やり血管収縮させることによって緩和しているのでしょう。
ということは、
コーヒーを飲まなくなったら、
抑えていた分激しい頭痛を感じてしまう可能性がありうるのです。
まとめ:コーヒー断ちのメリットは白髪改善と依存からの脱却
中毒性があるといわれているものに手を出してしまったことは認めて、
これをすべて断ち切る必要はありません。
しかし、そこにちょっとでも疑問を持っていたり、
辞めたいという気持ちがあるのであれば少しずつ実行してみませんか?
特にお酒やタバコと違って、コーヒーは案外自分一人でスルッと断つことができると思います。
1日4杯以上という量を飲んでいる人にとっては、ちょっと苦痛かもしれません(筆者がそうでした)
甘いものが欲しくなったりの欲が出たりもします^_^
ですが、
コーヒーによる刺激以外のもので自分を高めることができる、
コーヒーをガブガブ飲んで無かった頃、普通に集中できてたりした訳ですからね。
コーヒーを飲みたくなったら、
「自分はコーヒーを使わないとシャキッとできないのか!」
と一喝してみては?
個人差はありますが、こんなサプリを試してみたり、聞く読書で集中力をあげる
工夫もお勧めします。
白髪の原因がコーヒーだけにあるというわけではないですが、
日常習慣のちょっと気づきが、若さとエネルギーを保つ一助になれば良いですよね。
あわせてお読みくださいで~コーヒーを飲む健康メリットについて~
今回はデメリットの印象が強く出た記事になりがちですが、
健康メリットについても書いております。
コメント