なぜ、年齢をとると早寝早起きになるのか

ライフスタイル

札幌に緊急事態宣言が出て約3か月が過ぎるところです。自宅にいる時間、家族といる時間も多くなってきているのだけど。自分はそんなに弊害はないかな?ってところです。

早寝早起きしてしまうには原因はある

1.早朝覚醒

よく加齢とともに、早寝早起きになっていくと聞きますけど。同世代に聞くと7割くらいの人は「イエス」と答えますね。

10~20代ころからの友人は、当時、週末は朝まで寝ずに遊ぶ!って妙な連帯意識ありましたけどね。そこで何か生まれたか?っていえば、特に自慢できるようなこともありませんが(笑)

失敗して、今となれば笑える話くらいじゃないでしょうか?

早寝早起きが習慣化しているのか?とは言い切れない事実もあると聞きますよ。

中高年になってくると眠りを維持する力が低下してくるということです。なので、ある程度の早起きは正常な加齢変化ということですね。

深い睡眠が減るため、ちょっとした物音、寒気、尿意などでも目が覚めてしまう。

若いころは、無理やり目覚ましとかあらゆる手段を使っても起きれないことありましたけど。

あれも正常なことなんですね。

最後は、お袋の怒鳴り声。。。。なんて、子供のころも。。。

2.過剰な朝のひかり

早起きしても、それだけで早寝になるわけでもない。睡眠時間が単純に短くなる。

就寝時間は同じ、起床時間が早くなるだけなので中高年の多くはそのような生活習慣のようだ。

だが、早い時間に眠くなってくるようになる。

これにも原因があって「過剰な朝日」だ。

早起きすると。おのずとその日の活動開始時刻も早くなる。

暖かい季節になると朝5時くらいから太陽光を浴びることになる。

この、朝から夕方まで長い時間太陽光をあびることに原因がある。

体内時計が光で調節されているのをご存じのかたも多いだろう。

朝の光は朝型(早寝早起き型)、夜の光は(宵っ張り型)に体をシフトさせる。

なので、睡眠リズムを保つには朝と夜の光量のバランスが大事になる。

「朝の光で体内時計をリセット!」などのキャッチフレーズをよく見る。

だが、これは夜型に傾きやすい人には効果的なこと。

逆に、いうと朝早く起きてしまう中高年を早朝覚醒してるということ。

早朝覚醒が進んでいくので、夕食後くらいから早々に眠気が襲ってくるということだ。

3.減る夜の光

昼すぎて深夜にかけての光は体内時計が朝型に傾きすぎないようにする一種の歯止めとして作用している。

夜の光とは具体的に、家庭の照明など。最近だと光量の多い大型液晶テレビやブルーライトを多く含むLED照明。

夜の光は、朝起きが苦手な若者とかには良くないが、過度の早起き早寝でこまっている中高年には役に立つ。

夜間に特殊な強い光を浴びることで高齢者の不眠症状が改善することも臨床研究で確かめられている。

ようするに、朝の光を多めに浴び、夜型光を少なめに浴びている中高年の早寝早起きは光の研究からも実証されている

4.意欲、体力低下

若いうち、つまり現役バリバリ世代の早寝には一定の歯止めがかかっている。

仕事や付き合いで帰宅時間は遅いため早寝するには限度がある。特に、遅くまで仕事や付き合いがない日もTVや読書など余暇(自分時間)を楽しむだろう。

さほど、就寝時間を早くはならない。

しかし、リタイア後などは体力低下もあるし「TVも映画も面白くない」などの理由から21時くらいにベットに入ってしまう人もいる。

このような「消極的な早寝」は、睡眠満足感は大きく損なわれる。

21時に寝たとして。

午前5時起床で約8時間睡眠だ。

だけど、中高年の平均的な正味睡眠時間は6~7時間そこそこだと言われている。

もっと高齢になると6時間そこそこ。

1時間は少なくともベットの中でモゾモゾ悶々してることになる。

必要以上の早寝早起きは不要

早寝早起きは、良いことと言われてきているが、やはり必要以上にすると。睡眠の質が悪くなり、日常生活にもあまり良い影響が出ないはずだ。

睡眠の質の低下は、日中ぼーっとしてしまう原因にもなるし、美容にもあまり良くならないことでしょうね。

考えられる4つの原因からなる悪循環を断ち、過剰な朝型シフトを防止して夜型シフトと調整しより良い睡眠の質を向上させる方法を考えてくことが良いかと思う。

引き続き次回に、書かせていただきたい。

つづく

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