person in black leather heeled shoes sitting on brown wooden chair
女性服

「すっかり大人」世代は、健康がリンクする

30代後半、40代前半はまだ履けていた7cmヒール。 40代も後半に入って脚力が衰えるにつれ、 だんだん4~5cmしか履けなくなり、 それも無理になってきます。 そして、履ける靴が限られてくると、 着られる服も限られてくる。 服だって五十肩で手が上がらなくなったら、 後ろのファスナーを自分ではあげられなくなります。 後輩の結婚式や同窓会など、 たまにしか行かないオケージョンのパーティーのときでも、 行く前は気合でファスナーをあげられるんだけど、 帰ってくるとおろせない。 脱ぐのがキツくなる(笑) すっかり大人になってしまうと、 健康とおしゃれは切り離せないんです。 革靴は第二の皮膚と心得て たとえば革靴。 革靴は第二の皮膚と考えて、 ぴったりしたものを履くほうが、 足も浮かないし、健康にいい。 でも、私たち日本人は草履文化で、 ほとんどの仕事は草履を脱いで家でやっていたし、 昔は旅でさえわらじでしたよね。 祖母が着物を着ていた世代だから、 私たちでさえ、靴に対する概念がちょっと違っていて、 未だに革靴も履きやすくて脱ぎやすいほうが良いと思っちゃっている。 でも、もともと革靴は西洋のもので、 西洋人は朝起きたら夜ベットに入るまで靴を脱がない。 トイレに入るときにも脱がない。 一日中履いています。 革靴を履くときにはわざわざ腰かけて靴ベラを使い、 脱ぐときも腰かけて踵を持って脱ぐんです。 つまり、いい革靴とは、履きづらくて脱ぎづらいものなんです。 革靴は痛いと思うかもしれませんが、 足にちゃんと合っている革靴は痛くないです。 だからこそ足にピッタリくっついて、 がんがん歩けるし、 土踏まずにちゃんとアーチがある足になる。 今や日本も普通に洋服を着て西洋的な生活をしているのだから、 自分の足にあった革靴をはくべきです。 最近は、靴屋やミスターミニットなどで外反母趾など 痛いところだけ伸ばしてもらうこともできます。 踵がすごく減ったまま、あるいは、 ヒールの先がとれてしまいカツカツと、 音がするまま歩くのも、 体に良くありません。 できれば、毎週チャックして少しでも減っていたら、 踵を替えることをお勧めです。 どうしても痛くて履きたくない場合 とはいえ、外反母趾や当たるところがあって痛い。 など、革靴は履きたくない履き続けられない場合もあります。 そんなときは、スニーカー