「日本はすでに貧しい国?」
そんなはずないだろと思いがちですが。 これは間違いなく事実。重要な事なのでしっかりと受け止めるべき。 ですが、落ち込む事ではないです。 ピンチこそチャンスなくらいで捉えてくべきではないでしょうか。 そう、従来の価値観からの脱却する必要があるのです。 2019年の平均年収 ・日本3万8617ドル ・韓国4万2285ドル ・ドイツ5万3638ドル ・米国6万5836ドル かなり衝撃的な数字ですよね。 お隣の韓国。 かつては途上国のイメージが強かったのは、私以外にも多いとは思いますが、 すでに日本を追い抜いているのです。 「日本は豊かな先進国」だったのは、すでに過去の話。 偽りのない事実。 初任給50万のアメリカ 日本における大卒初任給は約20万。 アメリカでは、50万を超えることも珍しくはないとのこと。 日本では1990年代から、初任給がずっと20万円あたりをウロウロしています。 国内にいるとピンとこないかもしれませんが、 何度か海外に出張に出掛けた経験の例えですが、 先進諸外国で、少し高めのお店やホテルでビール一杯の価格が、 1杯=¥1500~2000なくらいが普通。 日本の豊かさは先進諸外国の3分の2から半分程度というのが実情。 仮に、賃金が安くても物価が安ければ生活しやすという見方もできるが、 そうはいかない。 私たちが日常に購入するものの殆どは輸入で賄われていることを忘れてはならない。 海外の経済状況を大きく受けるのです。 海外のほうが豊かになれば、輸入品の価格が上昇するので、日本人が買えるものの量が減ってしまうのです。 iPhoneは、もはや高嶺の花 多くの若者が愛用するiPhoneは、機種によっては1台=10万くらいするが、 初任給が20万の日本人と、50万のアメリカ人では負担感の違いは大きいでしょう。 車にしても同じで、 自動車はグローバル商品なので世界中どこで買っても価格は同じです。 トヨタ自動車の1台当たりの平均販売価格は、世界経済に歩調をあわせて約20年で1.5倍になっている。 日本人の賃金は横ばいなので、日本人にとって車も高嶺の花になりつつある。 日本人の賃金が上がっていないのは、バブル崩壊後、日本経済が成長を止めてしまったからである。 同じ期間で、諸外国は経済規模を1.5~2倍に拡大させたので、 相対的に日本は貧しくなった。 日本だけが成長から