フィギュアスケート

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寒いリンクでの練習、何着てる?素材選びのヒント

こんにちは! 衣装オーダーもひと段落して、最近は「練習着」に目を向けています。 実は先日、裏起毛のストレッチ生地でロンTとレギンスを試作して、数名のスケーターにお渡ししました。 着心地や暖かさの感想を聞いてみると、いろんな気づきがありました。 今回の記事は、寒さ対策って素材選びがすごく大事ってことを 僕なりの視点でまとめてみました。 寒さ対策に効く素材って? フィギュアスケートの練習は、寒いリンクとの戦い。 だからこそ「保温性」と「動きやすさ」の両立が大事です。 この辺りが重要なポイントになります。 今回使ったのは、ポリエステル系の裏起毛ストレッチ生地。軽くて乾きやすく、動きやすさも◎。 でも、ふと気になったんです。「ウールってどうなんだろう?」と。 ウールvsポリエステル、どっちが暖かい? 素材 保温性 ストレッチ性 吸湿性 洗濯のしやすさ ウール ◎ △(混紡で改善) ◎ △(縮み注意) ポリエステル ○〜◎ ◎ △ ◎ ウールは天然素材で保温性が高く、汗を吸っても冷えにくいのが特徴。 ただし、ストレッチ性や洗濯のしやすさではポリエステル系が優秀です。 今回使った裏起毛のポリエステル生地は、軽くて暖かく、動きやすさも抜群でした。 意外と使える素材は? これからの展開 今後は、練習着のラインナップも少しずつ広げていけたらと思っています。   「こんなの欲しい!」という声があれば、ぜひLINEで教えてくださいね。 寒い季節も、快適に、楽しく滑れますように。   “晒さない価値”を軸に、現場感覚で届けていきます。 最後に 今後も、フィギュアスケート衣装や練習着に関する情報をLINEで発信していきます。   「晒さない価値」や「現場感覚」を大切にした提案を受け取りたい方は、ぜひLINE登録してみてください お友達登録のされた方には、クーポン発行などもございますのでお気軽にどうぞ。 LINEはこちら

フィギュアスケート, 衣装作成

「小さな工房から、CMの世界へ」

夏の陽射しがじりじりと工房の窓を焼いていた。扇風機の風が生地の端を揺らす中、洋はスマホに目を落とす。公式LINEに、ひとつの通知。「友だち追加」の文字が、静かに画面に浮かんでいた。 最近は、伸び悩みの時期だった。小さなコミュニティの中で、試行錯誤を重ねる日々。「どうしたものか…」と、独り言が漏れることも増えていた。 そんなときだった。新しく追加されたその人から、メッセージが届いた。 「CMで使う衣装の相談をしたくて」 心が跳ねた。画面の向こうに、まだ見ぬ物語が広がっている気がした。いつかは全国、世界から衣装制作の相談が来るような会社に――そんな夢を描いては、現実の足元に立ちすくむ日々。若き日に都会へ出ておけばよかった、なんて思うこともあった。 10年前、アパレル業の未来に絶望して、ミシンから離れたこともある。でも、衣装という“服の新たな可能性”に魅せられ、再び針を持った。地元のスタイリストからの依頼。正直、現場経験もない自分で良ければ…という不安もあった。 カフェでの打ち合わせ。生地サンプルを積んで、話すこと1時間。某有名商品のCMに登場する少女の衣装だと知った瞬間、胸が熱くなった。フィギュアスケート衣装の経験が活きる。色へのこだわりも強く、完成した映像を見て「なるほど」と唸った。商品と少女のキャラクター、その色味の関係は、まさに絶妙だった。 制作後すぐに、スタイリストさんへ衣装の写メを送った。裾の切り替えに使ったレース生地が、透け感のある繊細な仕上がりだった。だが返答には「背景合成に不都合が出るかも」との指摘。なるほど、映像の現場には、服だけでは見えない事情がある。急ぎ、白い生地でフリルを作り直した。 現場って、どこにでも工夫がある。知らなければ気づけないことが、たくさんある。その一つひとつが、僕の学びになった。 撮影スタジオにも立ち会わせてもらえた。光と音と動きの中で、自分の作った衣装が生きていた。CM公開と同時にブログにも書いて良いと許可をいただき、感謝の気持ちでいっぱいだった。 タイトなスケジュールの中での制作。でも、朝起きて作業部屋に入り、布に囲まれる日々は、何よりも嬉しかった。 この経験と、この感覚。この感動を、僕は忘れない。  CMはこちらからご覧いただけます:   衣装制作のご相談はLINEからどうぞ:   衣装専門L

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衣装づくりに悩む親御さんへ。初回30分無料相談+LINE登録で10%OFFクーポン配布中」

衣装、どうしたらいいか分からない…そんな声に応えたくて。 フィギュアスケートの衣装は、見た目だけでなく「動きやすさ」「安全性」「演技テーマとの相性」など、考えることがたくさんあります。   でも、いざ作ろうと思っても… そんなお悩みに、衣装づくりと現場経験のある私が、30分のオンライン相談でお手伝いします。 サービス内容 「衣装お悩み相談」って何ができるの? 「まだ作るか決めてないけど…」という段階でも大丈夫です。   “衣装のことを安心して話せる場所”**としてご利用ください。 特典案内 今なら、初回30分無料+LINE登録で10%OFFクーポン配布中! 最後に 衣装の悩み、一人で抱え込まないでください 「ちょっと聞いてみたい」「こんなこと相談していいのかな?」   そんな気持ち、大歓迎です。   衣装づくりの現場で培った“配慮設計”の視点で、あなたの悩みに寄り添います。

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夢を叶えるコスチューム:『アラジン』ジャスミン姫の衣装に込めた想い

フィギュアスケートを愛する皆さん、こんにちは! このブログを読んでくださっている方の中には、日々練習に励んでいる選手や、お子さんのサポートをされている親御さん、そしてフィギュアスケートの華やかな世界に魅了されているファンの方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、先日制作させていただいた、特別なフィギュアスケートコスチュームについてご紹介したいと思います。 魔法の絨毯に乗って…『アラジン』ジャスミン姫を表現する衣装 先日、お客様から「ディズニー映画『アラジン』のジャスミン姫をテーマにした衣装を作ってほしい」というご依頼をいただきました。 皆さんご存知の通り、ジャスミンは強く、そして美しいプリンセスです。彼女の個性をリンクの上で表現するために、今回の衣装にはたくさんのこだわりを詰め込みました。 まず、一番のポイントは大胆なパンツスタイルです。フィギュアスケートの衣装では珍しいかもしれませんが、ジャスミン姫の個性を際立たせるにはこれしかないと考えました。パンツにすることで、ダイナミックな動きや演技の力強さをより効果的に見せることができます。 素材にもこだわり、身体にフィットしながらも動きを妨げない伸縮性のある生地を選びました。何度も試着を重ね、ジャンプやスピン、ステップといったあらゆる動きに対応できるか、細かくチェックしました。 細部に宿る美しさ:ビジューとゴールドの煌めき ジャスミン姫の神秘的な魅力を表現するため、衣装全体にパープルとゴールドを基調とした装飾を施しました。 特にこだわったのは、まるで夜空にきらめく星のようなビジューの装飾です。 ジャスミンのエキゾチックな雰囲気を出すために、様々な形や大きさ、色のストーンを組み合わせ、手作業で丁寧に縫い付けました。 一つ一つのビジューが、照明の光を受けてリンク上で繊細な輝きを放ち、演技をさらに華やかに彩ります。 そして、ゴールドのフリンジとタッセルは、アラビアンナイトの世界観を演出する上で欠かせません。 このフリンジは、演技中の動きに合わせて優雅に揺れ、まるで魔法の絨毯が空を飛んでいるかのような幻想的な雰囲気を生み出します。 躍動感をプラスする腕の装飾 腕の装飾にも工夫を凝らしました。ジャスミン姫のイメージに合わせて、シースルーの生地を使い、その上からビジューを施したゴールドの腕飾りを付けました。 これは

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『ムーラン』プログラム衣装のオーダー事例|北海道でフィギュアスケート衣装を探しているお母様へ

「うちの子にも、あの子みたいな素敵な衣装を着せてあげたい…」 そう思ったこと、ありませんか? 音楽や振付に合った衣装を着ると、リンクの上で子どもがまるで別人のように輝き出す— それが、フィギュアスケート衣装の持つ“力”です。 こんにちは、TOE CROSS(トークロス)です。 北海道にて、完全オーダーメイドのフィギュアスケート衣装制作を行っています。 今回ご紹介するのは、映画『ムーラン』をテーマにしたプログラム衣装。 その制作の裏側や、お客様のご要望にどう応えたかをご紹介します。 プログラムは『ムーラン』。演技を最大限に引き立てるために コーチの希望と内容を聞き、ムーランの凜とした強さと、しなやかな動きを両立できる衣装を目指しました。 色の選定では、スケートリンクで映える“赤と黒”を基調に、力強い存在感を演出。 衣装に込めた工夫と細部のデザイン 北海道にお住まいであれば対応を 弊社は札幌市で活動を拠点としています。 「オーダーは札幌地域だけでしょ?」と思っていた方もご安心ください。 北海道にいながら、世界で一つの衣装を作ることができます。 オーダーメイド衣装の制作プロセス(ムーラン事例) 1. 打ち合わせ: 依頼者とプログラムのテーマや演技スタイルについて綿密に話し合い、動きやすさを考慮したデザインを決定します。 2. 素材選び: 伸縮性のある生地を使用し、パフォーマンス中の快適さと美しさを両立。カラーや質感にも妥協はありません。 3. 装飾とディテール: 胸元や背面には、ムーランの物語を象徴する花と流れるラインのデザインを配置。ラインストーンとビーズが照明に映えて輝き、観客の目を惹きつけます。 フィギュアスケート衣装のオーダーメイドがもたらす魅力 フィギュアスケートでは、衣装は演技の一部として選手の魅力を最大限に引き出す重要な要素です。オーダーメイドの衣装は、選手一人ひとりの体型にフィットするだけでなく、プログラムのテーマに完璧にマッチするよう設計されます。 あなたの「こうしたい!」に応える衣装作りを TOE CROSSは、縫製・デザイン・装飾まで全て一人で担当しています。 だからこそ、伝えたいこだわりや想いが、衣装にちゃんと反映されます。 「ちょっと相談したい」という方も、お気軽にお問い合わせください。 ご相談、ご注文は ご相談・ご注文は、公式LINEまたはお

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「特別なパフォーマンスを彩るオーダーメイドフィギュアスケート衣装|北海道在住のママ必見!」

「娘の演技をもっと特別なものにしたい」「他の子と被らない衣装を着せたい。」 そんな想いをお持ちの北海道在住のお母様へ。 当スタジオでは、演技のテーマや音楽に合わせたオーダーメイドのフィギュアスケート衣装を制作しています。 今回はヌードカラーとブルー&ネイビーの美しいコントラストが特徴の衣装事例をご紹介します。 デザインコンセプト:エレガンスと力強さの融合したデザイン ヌードカラーをベースに、選手のボディーラインを美しく強調。 深みのあるブルー&ネイビーのラインが動きに合わせて立体感を生み出すようにデザインされています。 視覚的なインパクトを重視し、カットにこだわり抜きました。 今回、ストーンやビジューのデコレーションはご依頼されたお母さんがご自分でされたいとの希望で。 ストーンやビジューのデコレーションは無しです。 ヌードカラーとブルー&ネイビーのコントラスト 私たちのオーダーメイド衣装は、美しさと動きやすさを両立させることを目指しています。 特徴的なヌードカラーとブルー&ネイビーのコントラストが、見る人を魅了する印象を与えます。 動きやすさと美しさを両立する細部へのこだわり 選手の動きをしっかりと研究し、最適な素材とデザインを選定。袖口やスカート部分のカットには特別な工夫を施し、 動きの自由度を確保しつつ、視覚的なインパクトを最大限に高めています。 ストーンとビジューでさらに輝くデザイン ストーンの配置とその効果 この衣装は、まだ完成形ではありません。 今後、ストーンやビジューを追加することで、さらに華やかさを増し、 ステージ上での輝きを最大限に引き出す予定です。 ストーンとビジューの配置にこだわり、リンクの上であなたが一際目立つデザインを実現し、 輝きを放つストーンが、パフォーマンスの動きに合わせて美しく光ります。 細かい装飾まで心を込めて施し、一瞬一瞬の表情が印象的に映えるように仕上げています。 動きやすさと美しさを両立する細部へのこだわり 素材選定とその理由 衣装に使われる素材は、選手のパフォーマンスを最大限にサポートするものを厳選しています。 ストレッチ性のある生地を使用し、動きを妨げない快適さを実現。 さらに、袖口やスカート部分のデザインは細かく調整し、 パフォーマンス中の美しいシルエットを保ちます。 北海道にお住まいであれば対応を 弊

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FIRE & ICE

アイススケート衣装のオーダー品です。 FIRE & ICEは、ショーマンの世界を彷彿とさせる魅惑的なデザインが特徴的。赤をサーカスの炎、闇に光る氷をイメージし、スケーティングに靡くフリンジがショーマンの舞を彷彿とさせます。グレイテストショーマンの雰囲気を楽しめる一枚です。 この特別な一着は、限定生産であり、一つ一つに手作業で丁寧に製作されています。 独自の世界観を持つアーティストが作り上げた作品であり、そのクオリティとデザイン性には絶対の自信を持っています。 FIRE & ICEは、ただの服ではなく、着ることであなたもショーマンのような魅力を放つことができる特別な一着です。 今シーズンも納得いく成果を目指して頑張って欲しいですね。

フィギュアスケート, 衣装作成

今シーズンの衣装制作始めます

早いとこでは6月くらいからシーズンが始まっていくそうで、 本日よりご依頼いただいていたフィギュアスケート衣装の方に取り掛かっていきます。 今回はベースになるレオタードからグラデーションでの色入れまでを作らせていただきます。 本日は、1stパターンを書いてました。

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ポリエステルジョーゼットを染めてみた

もの作りにおいて基本的なことはどの分野でも同じだなと感じることは多くある。 よく教科書通りに出来上がっていないと良くないものと思われたりすることも多々ある。 ただ、僕は日本で生まれて日本で育って日本で生活している。 世界に目を向けてみると、海外に住んだ経験のある人とか海外から日本に遊びに来た人の 話を聞くとこんなことを思う。 「日本の製品の完成度の平均値が高い」 つまり、性能や出来のレベルが高く似たり寄ったりのものが沢山あるとも捉えることもできる。 余談はここまでで、今回は衣装のスカート部分のポリエステルジョーゼットを浸染で染めた記録を書きます。 元々の衣装制作させてもらったこの衣装のスカート部の色を綺麗にしたくて取り組んだものです。 もとネタはこの記事です まずパーツを作ります ジョーゼットを裁ち出します。 ジョーゼットって地の目を整えるとこからが裁断の基本なのでね。 しっかり延反させてからが基本ですよね。 組み立て 染液作り 今回はポリエステル100%に対応してこの染め粉を使いました。 https://amzn.asia/d/6MuEiec グレーを入れたいと考えてるんですけど、 染めつきがそんなに良くないのを予想してあえて黒の染め粉を 少なめに混ぜてじわじわやってく作戦です。 ここから投入しているのは、染まりつきを促進させる薬剤です。 熱湯と熱とこの薬剤で染液が生地に定着しやすいコンディションを作ります。 色入れ開始 染めたいものは、一度水に浸して濡れたまま色入れに入ると良いです。 なんかその方が色つきも良いですし、 新品の生地なんかだと糊が付いています。 ムラになる原因にもなるんで、濡らすと良いんです。 今回はグラデーションを入れたいから。 ジャブ、ジャブ上下してます。 裾は濃くしたいから少し時間かけます。 完成 今回実は三回実験しています。 一回目は、横着して一気に色を作ろうとしてアウト(笑) 二回目は少しだけコツを掴んだかも出会ったんですけど、 雰囲気があんまり良くないのでアウト(笑) これらは、残骸です。。 三回目をやる前に、よく考えて。 よく言いますよね。「三度目の正直」 一気に色を入れようとせず、うすーく少しずつ。 一回入れたら乾かせて。 翌日重ねていく。 つまり、丁寧に手間をかけるが正解でした。 ラメのペンでお化粧しているところも修正、乾燥させ

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