コアじゃなくマスを狙うのが今のファッションなのかな①
ファッション業界不況ですよね。世界規模で。ZARAの店舗が多数閉店するニュースなど聞きます。 でも、そんな中でも、わが国の代表「ユニクロ」さん。このコロナ禍で無傷とは言えませんが着実に世界のトップメーカーにへと迫っているなと感じます。 すでに、日本人の殆どの人はここの衣料品がタンスの中に何かしら入っていると言っても過言ではないですよね。 世界初の高品質で超格安。このコンセプトで他社の追随を許すことは今後もないと思うし、真似しようともできっこないですよね。 ユニクロの素材は高品質 カイハラデニム。 スーピマコットンTシャツ。 カシミアニット。 代表的なユニクロの中の高品質素材です。 まず、カイハラデニムってどんなもの?と思うかたもおられるかと思います。ジーンズといえば、「リーバイス」はご存知ですよね。 カイハラデニムは、リーバイス社も認める高品質のデニムメーカーです。そのほか、名だたるハイブランドのデニム製品にもカイハラデニムを使われていますね。 いわゆる、デニムのトップメーカーです。 そんなクオリティの高いデニムがあの価格を実現させているんです。 他にも、スーピマコットンのTシャツも定番的に展開がありますけど、普通のメーカーさんであのスーピマコットンのTシャツを作ったとしても¥10000くらいが上代にならないと成立できないかと。 カシミアに関しても、ユニクロさんでは¥9000くらいとかで買えるではないですか。ハイブランドと遜色ないカシミアですが。ちなみにハイブランドだと3~4倍の上代になると思います。 賢い戦略の商品展開 そもそも。アパレルメーカーの常識というか、洋服の歴史の長いヨーロッパ圏の人々の考え方に、「洋服は生もの」。 どういう意味かというと、トレンドには鮮度が常について回るもの。同じものをずっと買い続けるとか、着続けることはあり得ないのです。 「洋服は、差別化の文化。」 こう捉えられてきたもので、ヨーロッパに限らず世界中のファッションに関心がある人、ファッションにかかわる人たちには暗黙の理解のあることでした。 例をあげてきますと。世界のトップのファストファッションメーカーの「ZARA」「H&M」 これらの会社の戦略は、売り切り型と言い。多品種小ロット生産の方法をとり、最低2週間のサイクルで店頭商品が売られて変えられていく。 なので、2週間もして店