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【Archive】Pottery apparel『Scarlet』— 服飾作家×陶芸家が織りなした、細部への美学
※こちらの個展およびコラボレーション活動は、過去に開催されたアトリエのクリエイティブ・アーカイブです。
Toecross(Lust.co.jp)の服作りの根底にあるのは、「Lust for beautiful life(美しい人生への渇望)」という理念です。私たちが手がける表現は、フィギュアスケートの戦闘服にとどまりません。
今回は、アトリエの芸術的な探求の原点とも言える、過去の特別なコラボレーション展の記録をアーカイブとしてご紹介します。
服飾作家である私(Hiro)と、陶芸家であるHide Ebinaによるコラボレーションブランド『Scarlet』。その第一回目となる個展の記録です。
言葉を選ぶなら、このブランドを表すメッセージは一言。 「Pottery apparel(ポタリー・アパレル)」
布というしなやかな素材に、土と炎から生まれる原始的な陶器のボタンが載る。一見すると対極にある要素が互いを引き立て合う、実験的でありながら普遍的な服作りの試みでした。
原始的でありながら普遍的な、布とボタンの交点
「空に抜けるような白い雲が秋空を彩ります。」
そんな季節の中で開催されたこの個展は、Scarletというブランドが目指す世界観に、実際に触れていただく機会となりました。
原始的でありながら普遍的な要素である「ボタン」や「布」を使って、ひとつの服を作り出すこと。これらの要素を組み合わせる方法は、一体何通りあるのでしょうか。その無限の可能性に、私たちは職人として、表現者として挑みました。










【展示作品の一例】シルクのブルゾン

「空に抜けるような白い雲が秋空を彩ります。」
そして、原始的でありながら普遍的な要素であるボタンや布を使って、
服を作り出します。
これらの要素を組み合わせる方法は、
一体何通りもあるのでしょうか?

シルク素材を贅沢に使用した、とても軽いGジャンモチーフのブルゾン。ユニセックス仕様(フリーサイズ)で仕立てたこの上質な一着の胸元に、手焼きの陶芸ボタンが力強いアクセントとして添えられました。
大量生産の既製品では絶対に交わることのない、職人と職人の感性が火花を散らした、まさに「まとうアート」の先駆けとなった作品です。
過去の開催概要(記録)
開催日時: 2023年9月30日〜10月15日
場所: Northly Otaru(小樽市入船5-4-6)
出展ブランド: Scarlet(Hiro Funatoh × Hide Ebina)
最後に:この時の美学は、現在の「ウェアラブルアート」へ
陶芸家とのコラボレーションを通じて培った「細部への偏愛」や「異素材が持つ生命力の引き出し方」は、現在のToecrossの活動に深く、色濃く息づいています。
リンクの上で圧倒的な立体感を放つフィギュアスケート衣装の色彩設計にも、そして人生の思想をまとうための高付加価値なビスポーク(一点物アパレル)の仕立てにも、この『Scarlet』で追求した美学がすべての土台となっています。
既製品の枠を飛び越え、あなただけの哲学や美しさを形にする服作りを、これからもお届けしてまいります。
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