
どうしょうもなく日常がありがたく思った今日だ。
ネットニュースの速報が告げる、どこか遠くの、けれど確かに同じ空の下にある不穏な気配。
そんなノイズが耳に届くたび、私たちは今こうして服を作り、誰かがそれをまとい、穏やかな時間を送れていることの奇跡を噛み締めます。
また、隣の国のミサイル発射の速報がネットニュースが告げる。
暗いニュースや争いの火種が絶えない世界だからこそ、僕はジョン・レノンのあの言葉を反芻せずにはいられません。
「黒人そして白人のための、
アジア人そしてアメリカ先住民のためのクリスマスなんだ。
すべての戦いをやめようじゃないか。」
国境も、人種も、すべての境界線を飛び越えて「ただ、誰もが美しく生きていいのだ」と肯定してくれる言葉。
私はその祈りのようなエネルギーを、真っ黒なキャンバス(ネイビーのカットソー)にぶつけるようにして、一本一本、刷毛を動かしました。
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布の上に走る、一期一会の衝動と色彩


プリントという大量生産のクローンには決して宿らない、その瞬間の手の震えや、インクの擦れ。
深いモスグリーンと白のコントラストの中に、流れるような筆跡で文字を刻み込んでいく。
袖に走らせた「War is over」の文字、そして背中に大きく掲げた僕の美学の印。
誰かを傷つけるための戦いではなく、己の人生を「美しく生きる(Lust for beautiful life)」ための静かな意思を、日常着という最も身近なアートに落とし込みました。
「戦闘服」の根底にあるもの
Toecrossが手がけるフィギュアスケートの衣装も、このハンドペイントのカットソーも、根底にある想いは全く同じです。
平和で、守られた愛おしい日常があるからこそ、私たちは表現を突き詰めることができる。 だからこそ、僕が仕立てる服は、それをまとう人の心を強く守り、奮い立たせるものでありたいと願っています。
日常のありがたさを袖に通すたびに感じられる、世界に一着だけのアートウェア。
大量生産の服では満たされない、自分の思想や生き方を表現の一部としてまといたい方は、ぜひアトリエの他の作品もご覧ください。一点物のオーダーや表現のご相談は、公式LINEよりいつでもお待ちしております。
「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、
どうぞお気軽にご連絡ください。
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