今回のご依頼は、今春にオープンする施設で使う暖簾です。
オーナーは、陶芸家です。
国外での活動が長い方でのようで、枠にとらわれない感覚があり
当初の依頼の際のスタンダードなものに
ショップロゴをプリントする予定から
「この施設の中では、どんな面白いことがまっているのか?」
そんなワクワクを連想させるような看板的な暖簾を期待されてるようでした。
施設事体は、おそらく昭和からの古民家というか大きな建物なので
きっと当時はどこかの会社の社員寮なのか?
大きな玄関、
玄関入ってすぐは、天井を抜いて吹き抜けに改造されていて
細部はオーナー自らクロスを張り替えたり。
クロス一枚も和紙を一枚ずつ塗っていて
既成のものではない雰囲気の場所ですね。
生地つくり~白には白
白にも色んな白がある。
全部合わせて組み合わせたらきっとどこにもない柄になってくれます。
それゆえに、「Like a chiid’s finger play」
子供が指遊びをするように、
白と白を組み合わせて、縫い合わせていきます。


裁断する
ここからは整理して、実用性あるように整える作業です。
型紙をあてて裁断します。




3通りの接ぎ、テープとステッチにもアレンジを入れて。
端処理
布端は、バイヤステープで処理していきます。


仕上げ
暖簾棒を通すタブを縫い付けてきます。

仕上げ~設置
三枚を縫い合わせて完成です。
南向きのエントランスなので、日焼けによる経年劣化が
素材ごとに異なると思うのでそこらへんも楽しんでみてほしいところです。
部分的に透ける生地を組ませているものどうですか?
エントランスまでやってきたときに、
「覗き窓」?
みたいで、中の様子がどうなのかワクワクさせてくれませんかね?




中には
陶芸というと、敷居の高い伝統のある工芸のようにとらわれがちですが、
こんな遊び心をくすぐるカップなどで、
コーヒーを楽しめたりできます。
もうすこし、工事がすすんできたらまたご紹介してきますね。

「Northry」
陶芸&カフェアートギャラリーのインスタグラムは以下になります。
https://www.instagram.com/northly_japan/
2026年追記
この創作暖簾(のれん)『Like a child’s finger play』の制作は、私にとって「繊維を使って空間をデザインする」という、極めてエキサイティングなアートワークの経験でした。
布という素材は、時に人の身体を包む「衣装」となり、時に空間を仕切り、空気を変える「暖簾」となります。
形は変われど、そこに流れるのは「Lust for beautiful life(美しく生きることへの渇望)」という、私の根底にある一貫した哲学です。
現在、札幌のアトリエでは、この暖簾制作で発揮した「素材の質感・色彩を大胆にコントロールするセンス」を、
「世界に一着だけの高パフォーマンスな衣装制作(Toecross)」へと昇華させています。
競技用衣装、舞台衣装、あるいはあなた自身の生き方を表現するウェアラブルアート。
それらはすべて、この暖簾と同じく「純粋な衝動と職人の技術」から生まれる一点物です。
当アトリエでは、個人のための衣装制作はもちろん、店舗やオフィス、特別な空間を彩るテキスタイルアート・ファブリックパネルなどの「空間のアートワーク・カスタムオーダー」も承っています。
既製品の均一化された空間や衣服に物足りなさを感じている方。あなたの空間や人生に、世界にひとつの表現を添えてみませんか?
「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、
どうぞお気軽にご連絡ください。
私のライフワーク
Discipline & Awakening
100km Monthly Run and an Awakened Mind.
Daily insights from an artisan on Threads.
My “Sober Curious” journey at 50.
Sharing the morning silence and my resolve before I begin to create.
月間100kmランと、覚醒する脳。
職人のリアルな日常をThreadsで。
50歳を目前にした私の「ソバーキュリアス」な日々。
朝の静寂と、創作に向かう前の決意をほぼ毎日更新しています。
