40代でしょうか?
私たちの世代は世間では、「ロスジェネ世代」と呼ばれています。
ロストジェネレーション。
超就職氷河期に直面した。
「失われた世代」
ネガティブな言葉ではあるものの、
すでに過去のこと。
良い思いでしか思い出せません。
なんてね。
しかし、こんな記事を読んでしまい、
我々が40代は、
「無個性貧乏くじ世代」
と、表現されていました。
悲しいところですが、
クスッとしちゃいましたね。
バブル世代・貧乏くじ世代・コスパ世代!お金遣いのクセを世代別に大分析!(サンキュ!) – Yahoo!ニュース
因みに、50代は「バブル恩恵いけいけ世代」
30代は「コスパ世代」
20代は「サブスク世代」
Table of Contents
無個性性貧乏世代の特徴とは
この記事の内容から、
それぞれの若いころの消費習慣がその後の消費パターンを作っているという内容なんですが、
40代にはどんな特徴があるのでしょう?
【当時】
バブル崩壊の余波を受け、共働きの家庭が急増!バブル崩壊で就職氷河期に突入し、給料は頭打ち……。共働き家庭が7割近くに増加し、賢い節約が家計管理のテーマに。一方、バブル世代の先輩たちの消費行動が残像となり、イベント費などにドーンとお金を使ってしまう「隠れバブラー」も存在します。今後、教育費に加えて、人口が多い団塊世代の親の介護問題ものしかかる可能性があり、まさに「貧乏クジ」を引いた世代と言えます。
バブル世代・貧乏くじ世代・コスパ世代!お金遣いのクセを世代別に大分析!(サンキュ!) – Yahoo!ニュース
就職氷河期であったため、派遣などの非正規雇用になった人も多数。
生活費をセーブする習慣が定着しました。
【現在】
夫婦別財布家庭のはしり。お互いの収支を共有していない。不況だったこともあり、50代に比べて共働き率がアップ。夫婦別財布で管理する家庭が多く、各自どれだけ使っているか共有できていないため、住宅購入など大きな支出が必要になったときに、「貯蓄がない!」と揉めるケースも。また、ふだんはお買い得品をちょこちょこ買っているのに、週末は家族で出かけて外食などで財布の紐が緩んでしまい、結局貯蓄できていない人も多いです。
確かにという内容ですよね。
うちは、家庭の財布はほぼ妻の管理になっていますが、
共稼ぎの同年代の人たちで夫婦別財布だという話も度々聞きます。
そして、お金使いの癖は、
・お得、割引きにつられやすい ・高価に見える安いものを探す ・ちょこちょこ節約して、ガツンとつかう
40代のファッション大好きなお客さんであり友人は、
「いかにファストファッションや、韓国ファッションの品々を
安いものに見せない着こなしを気にかけている。」
と言っています。
私に自身も心当たりありますし、
「あるある」です。
ちょこちょこ節約して、ガツンと使うなんてまさに共感です。
40代は思い出消費が多い
私たちの世代は住宅ローンの残高ズッシリ。
子供がいる家庭では子育て真っ只中なので、
生活費に余裕がない方が多い傾向にあります。
老後の不安もありますので、基本は節約です。
しかし、男性中心に昔のアニメやゲームなど、
幼少期の頃に熱くなったものに対しては、
ついつい財布のひもが緩んでしまうもの。
各企業は、そこを突こうと
「ジャンプ」や「ファミコン」コンテンツをぶつけてきます。
最近すごいなというニュースに
黄金の「キン肉マン ファミコンカセット」です。
キン肉マンのファミコンカセット100万円!?日本に8本の黄金版が突如出品 専門家は「良心的な価格」(よろず~ニュース) – Yahoo!ニュース
フリマアプリで「95万」の値が付いたそうです。
1985年に発売されたもので、カートリッジがゴールドになっているもの。
8本しか生産されなかったらしいのですが、
このゲーム自体は私も友人や兄弟とよく遊んだものです。
「ブロッケンJr.を使うのは、反則」
なんて、子供の間でのルールがありました。
このキャラクターだけ、遠隔で毒ガス発射ができるという設定があったのです。
こういういう思い出に紐づけた消費に我々は弱い。
ですが、この件に関しては桁違いです(笑)
ただ、「思い出消費」は、
40代の消費をくすぐるキーワードであることは間違えないでしょうね。
50代、30代、20代の特徴
最後に残りの世代の特徴は
50代「バブル恩恵イケイケ世代」
高級品至上主義で、自分磨きにもお金をかける。青春時代はバブル好景気。高級グルメやブランド品に消費しまくったときの記憶が頭に残り、今でも買い物をすることが大好き。美容や健康などへの投資も惜しみません。まさに現代の消費マーケットの中心。
【お金づかいのクセ】 ●高級志向 ●健康オタク ●百貨店好き ●限定品に弱い ●自分磨きにお金をかける
30代「コスパ世代」
物心ついたころからずっと不況なので、自然と節約志向。インターネットが普及し、手軽に検索ができるようになったこともあり、比較検討するのが得意。50代、40代は、「無駄だとわかっていても手放せない物(=聖域)」が多いけれど、30代は元々無駄な聖域がない人が多くなります。まさに超合理的な世代です。
【お金づかいのクセ】 ●価格よりもコスパ重視 ●口コミ情報をチェックして買う ●ポイ活好き(ポイントを貯める活動)
20代「サブスク世代」
30代の「コスパ」から、「タムパ(タイムパフォーマンス)」を重視したお金づかいに進化。ネット検索に時間をかけるよりも、SNSで手っ取り早く情報を収集。「フリマアプリで売る」ことを考えて買ったり、サブスクで必要な物だけ使うなど、ムダが一切ありません。
【お金づかいのクセ】 ●贅沢品には興味なし ●自己投資欲が強い ●「売る」ことを考えて買う
さいごに
30代までは「ググって」検索しているのに対して、
20代(特にZ世代)は「タグって」検索している、
その辺の違いも見受けられます。
あくまで、これらは平均的な統計でだされたお話ですので
「私は違う。」
というかたもいらっしゃると思います。
ただ、個人的には
「ロスジェネ」や「無個性貧乏くじ世代」
のままで終わるのはいやです。
なんとか避けたいですね。
いつかは我々世代ももう少しポジティブな表現になることを願い、
この混沌とした時代を楽しむながらも精進しきたいと思います。