

「160回も訪問があったのに、売上は0。」 これが、メルカリShopsを開設して約1ヶ月、札幌の小さなスタジオで私たちが突きつけられた現実です。
「何かがズレている」と肌で感じながらも、何を変えればいいのか分からなかった。
その停滞を破ったのは、X(旧Twitter)で見かけてくださった匿名の方からの、非常に具体的で愛のある指摘でした。
今回は、成功事例ではなく、「売れない現状をどう分析し、今日から何を変えていくのか」という、私たちの現在進行形の試行錯誤を記録します。
分析:160人が「買わずに去った」理由を深掘りする
アクセスはある。
つまり「入り口」までは来てもらえている。
それでも購入ボタンが押されないのは、「写真で伝わる価値」が「期待値」を下回っていたからではないか。
匿名の方のアドバイスから、以下の3つの仮説を立てました。
1. 「目立とう」とする文字入れが、逆に価値を下げていた
少しでも多くの情報を伝えようと、サムネイルに「小顔効果」「横顔美人」と文字を入れていました。
- 仮説: アクセサリーを探す女性にとって、文字は情報のノイズ。文字があることで「安売り品」という先入観を与え、肝心な「商品の質感」に目が向かなくなっていた。
- 改善: 今日から文字入れを全廃。写真の「純度」だけで勝負します。
2. 「マクロ接写」の欠如による、質感の不透明さ
これまでの写真は全体の形を追うばかりで、細部のこだわりが見えていませんでした。
気に入ったら、スマホの画面でズームして確認してくれるだろうと。思い込んでいました。
- 仮説: 1,500円という価格に対し、写真が「相応の安物」に見えていた。マクロ接写でビーズやメタルの表情まで見せれば、それが「1,500円以上の価値がある一点もの」だと伝わるはず。
- 改善: 自然光の下で、マクロモードによる撮り直しを徹底する。
3. 「マーケットの属性」とのミスマッチ
メルカリという「中古・既製品」が強い市場で、私たちの「衣装デザイナーの文脈」が正しく機能していなかった。
- 仮説: 匿名の方の「minne等のハンドメイドサイトの方が売れる」という言葉通り、場所によって求められる「質」が違う。
- 改善: メルカリは入り口としつつ、自社のBASEショップ(本拠地)に「物語」をストックし、世界観に共感してくれる層へリーチを広げる。
これから証明していくこと
まだ、売上は0です。この仮説が正しいかどうかは、これからの数字が証明します。
もし、同じように「アクセスはあるのに売れない」と悩んでいる方がいたら、私たちのこの「悪あがき」が、いつか何かのヒントになるかもしれません。
今日、私たちは空腹の思考でカメラを握り直します。 160人の沈黙を、たった1人の「納得」に変えるために。

最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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