
ー僕が一人会社で”仕組み化”に挑戦し始めた話ー
ファッションの世界で生きてきた人なら、
一度はこんな疑問を抱いたことがあるはずです。
「こんなに技術を磨いているのに、なぜ豊かになれないんだろう?」
僕自身、長い間ずっと同じ悩みを抱えていました。
今も考え続けています。
服作りの技術は上がる。
作品のクオリティも上がる。
でも、時間もお金も増えない。
むしろ、技術が上がるほど、
「もっと作らなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」
と自分を追い込むようになっていく。
そんな働き方に限界を感じて、
僕は今、自分の会社(といっても一人ですが)で
“技術を資産に変える仕組みづくり” に本気で取り組み始めています。
この記事では、
- なぜ技術を磨いても豊かになれないのか
- 僕が実際にどんな方向へ舵を切り始めたのか
- クリエイターが「時間と売上」を同時に手に入れる方法
を、具体的にお話しします。
なぜ技術を磨いても豊かになれないのか?
技術は「価値」だけど、「収益」ではない
服作りの技術は、間違いなく価値です。
でも、価値があっても 収益にはならない。
収益になるのは、
- どう届けるか
- どう売るか
- どう継続させるか
という 仕組み を持っている人だけです。
僕自身、長い間ここを理解していませんでした。
「技術さえあれば、いつか報われる」と信じていたからです。
でも現実は、技術だけではビジネスは成立しない。
これは、痛いほど実感しました。
ファッションは「労働集約型」だから限界が来る
服を作るほど売上が上がる。
でも、作るのは自分の時間。
つまり、
- 売上を増やす
→ 作業時間が増える
→ 自由が減る
→ 体力・時間の限界で売上が頭打ち
という構造から抜け出せません。
僕も、売れるようになった時期ほど
「休めない」「作らないと売上が止まる」
という恐怖が強くなりました。
売れるようになってからが本当の地獄
売れる=幸せ
ではなく、
売れる=忙しくなる
が現実です。
- 注文対応
- 制作
- 発送
- 問い合わせ
- クレーム対応
全部ひとりでやると、
売れるほど首が締まっていく。
僕はこの構造に気づいたとき、
「このままじゃダメだ」と本気で思いました。
僕が今、会社として動き始めていること
ここからは、僕自身の話です。
僕は今、
“技術を作業ではなく資産に変える”
という方向に舵を切っています。
具体的には、こんなことに取り組み始めました。
型紙・教材・動画など「繰り返し売れる商品」を作る
一度作れば、何度でも売れる。
これは、労働集約から抜け出す第一歩です。
僕は今、
- 子ども向けのクラフト教材
- 親子で作れる洋裁キット
- 動画レッスン
などを企画しています。
You tubeやレッスンで「技術を教える価値」に変換する
技術を“作る力”から“教える力”へ。
これは、時間の使い方が大きく変わります。
僕は今、
- 子ども向けの手芸チャンネル
- セラピー的なクラフトレッスン
- 初心者向けの洋裁講座
などを準備中です。
物語性・世界観をビジネスに組み込む
ただの技術ではなく、
“ときめき”や“物語”を届けるブランド を作る。
これは、僕がずっと大切にしてきた価値観です。
アプリ開発と連動した「仕組み」を作る
僕は今、介護施設向けのアプリを開発していますが、
この経験がファッションにも応用できると気づきました。
- 仕組み化
- 自動化
- 導線設計
これらは、どんなクリエイターにも必要な視点です。
クリエイターが豊かになるために必要なのは「技術 × 仕組み」
技術だけでは限界が来る。
でも、技術に仕組みが加わると、
時間と売上の両方が伸び始めます。
| 労働集約 | 価値集約 |
|---|---|
| 1着ずつ作る | 型紙・教材・動画で無限に売れる |
| 自分の手で縫う | 外注・仕組みで回る |
| 時間を売る | 価値を売る |
| 売れるほど忙しい | 売れるほど時間が増える |
僕は今、この「価値集約型」へ移動するために、
会社として動き始めています。
最後に
技術を磨くことは素晴らしい。
でも、技術を“どう使うか”をデザインできたとき、
クリエイターの人生は大きく変わります。
僕は今、ポンコツなりに奮闘しつつその変化の途中にいます。
もしよければ、一緒にこの旅を進んでいきましょう。
