
気付きから
49歳を迎えて、迫る50代。
「仕事と家庭以外の自分」ってなんだろう?と考えるようになりました。
僕の仕事人生の大半はアパレル。デザインから縫製まで全部やってきました。
ある意味、仕事そのものが趣味にもなり得る職業。
でも、それを「必要なスキルだから」と割り切ってやってきた部分もあって、純粋な楽しみとしての趣味は持っていなかったんです。
子供のサッカーイベントで親子サッカーに参加したとき、頭では動けるつもりなのに体が全然ついていかない(笑)。
そこで「このままじゃ人生が薄っぺらいな」と感じました。
趣味が持つ再生力
- 趣味はただの「楽しみ」じゃなくて、自分を再生する力がある
- 新しい挑戦は心のリハビリであり、未来への投資
- 無趣味から始めるからこそ、ゼロから自分を作り直す直感がある
北海道という舞台

コロナ禍を過ぎて海外や関東に行ったとき、改めて「北海道って恵まれた土地だな」と思いました。
- 広い自然や四季の変化が、趣味を育てる最高の環境
- ランニング、写真、地域イベント、アウトドア。。北海道ならではの楽しみが「自己再生の場」になる
コミュニティーとのつながり
僕の場合はジム通いからスタート。
久しぶりの運動で筋肉痛だらけでしたが、トレッドミルで2キロ走ることから挑戦しました。
人見知りなのでジム友はできませんでしたが、早朝に通うといつも同じ顔ぶれがいて、自然と挨拶するようになる。
ちょっとした一体感って心地いいんですよね。
やがて走れる距離が伸び、マラソン大会が気になり始め、SNSに記録をアップすることで「やらなきゃ」という気持ちも芽生える。
昔からの知り合いに声をかけてもらったのをきっかけに、ランニング沼へ。
初めての大会はハーフマラソン一人で参加しましたが、走り終えた後は知らない人たちとも同じ達成感を共有できる。
こんな辛いことを楽しいと思う変人はがこんなにいるのか。なんて。
誘われるがままで大した準備もせずに参加した北海道マラソンでは「人生でこんなに足が棒になるか!」ってくらいの経験をしましたが、それもまた大きな学びでした。
まさに、「ドMの極み」。。。
何回も挫けるのだけど、ここまで来たのだから。やるしかないか。
これ終わったら、もうフルマラソンなんてしない。。
そんなことも考えたり。
そこで気づいたのは、一つの目標を達成するコミュニティの力。
これは今後の人生を支える大きな力になると思っています。
コツコツやるにしても、同じような感情を分かち合える時って何事にも変えられない時間なのかとも。

50代の可能性
趣味を通じて健康を守り、仲間を得て、自己表現を取り戻す。
- 「仕事と家庭以外の自分」を持つことで、人生の厚みが増す。
- 10年後を想像すると、趣味とコミュニティーが未来の安心と輝きを支えている。
異業種交流会でも、マラソンの話題だけで会話が広がることがあり、
話下手な自分でも趣味の力を実感しています。
子供のサッカーチームの応援でも「ランニングが趣味」と伝えることで親御さんとの関係が深まる。
趣味って、人との距離を縮める力があるんですよね。
アパレルとのつながり
ランニングを始めてみると、自然と「ウェア」や「シューズ」に目が向くようになりました。
アパレルの仕事をしてきた僕にとって、これは新しい発見。走る仲間が増えると「どんなウェアが快適か」「どんなデザインなら走りやすいか」という会話が生まれる。
趣味が広がると、そこから新しいアパレルニーズも生まれるんです。仕事と趣味が交差する瞬間に、また新しい可能性を感じています。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
「趣味を通じた自己再生は、50代からでも遅くない」
長寿社会の今、50代は江戸時代でいう30代くらいだそうです。まだまだ人生は長い。
健康寿命を延ばすためにも、自己再生は不可欠です。
「あなたも趣味を通じて新しい自分を育ててみませんか」
少人数ですが、公式LINEを通して「マラソン」「ファッション」「自己再生」をテーマにしたコミュニティを作っています。興味のある方はぜひこちらからご覧ください。
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