この本をとってみた。以前、広告とかでは見たことがあったのだけれど、他人事に思い読むこともなかったのだけれど。どうも最近は、気になり始め周りの友人も同じように気にしている話もちたほら。
出てくるのは、加齢とともに起こり得ること男にも女にもね。で、しょうがねぇ~な~で、時に身を任せていては、収まるべきお気に入りの服も切れず、これいいなーってネットで服買うにもちょっとサイズ気にして、ギャンブルみたいなことになるくらいなら早いうちに改善できることがあれば意識の中に入れておく良いでしょう。
お腹が凹むようにするには、この本を読むまでは単純に有酸素運動して、炭水化物控えてだとか。その程度の知識しかなかったのだけれど、読み進めていくうちにそうではないということを知ることになります。
有酸素運動では脂肪は落とせない。頑張れば、腹が凹んでくわけではなさそうです。
食事制限は必要なし
この本では
「食べてはいけない」と思ってしまうと余計に「食べること」に注意が向いて食欲が増してしまうのが、人間の心理である。これは、けっしてあなたの意志が弱いせいではない。人間の脳がそう作られているのだ。
腹をへこませるためには、「食べてはいけない」という思い込みを手放すという、ダイエットに対する意識改革が必要なのだ。
と書いてあります。
ダメ!と言われると、むしろ余計に欲してしまうのは人間ですよね。
あれをしてはいけない。これをしてはいけない。カラダは反発するんですよね。
食べてバランスをとる
食べ物ってエネルギーバランスで考えることが、大切なそうです。
本では
食べ過ぎて一時的に体重が増えた翌日、絶対にやってはいけないのは、次の日の食事を一食抜くという具合に、「1日で帳尻をあわせようとする」ことだ。
~中略~
また、肉や卵などタンパク質の多い食品をたくさん食べてしまった場合は、身体が酸性に傾いているので、カリウムの多いバナナやアボカド、納豆、ほうれん草などを食べて、身体のpH値を平常値に戻すことを手助けしてあげれば、より早く身体の水分量や代謝を元に戻すことができる。
やはり、食べ物はエネルギーバランスで考えることが大切なんですね。
カロリーが・・・
炭水化物が・・・・
筋トレを・・・・・
って言う前に。
なにかを制限したり、何かを無理に行う必要ってないみたいなんです。
いつもやっていることを、少しだけ変える。
これが、長く続けられる秘訣ですよね。
玄米と白米では、どっちが太りやすい?
この点は、この本を読んで一番面白かったところです。
GI値という数値から、食べ物をどう変えればいいか?という点でした。
GI値とは、血糖値がどれくらい上がりやすいかよいう数値です。
スパゲッティにくらべ蕎麦のほうが低かったり
白米は玄米に比べて1.5倍血糖値が上がりやすいのです。
で、これは何に役に立つかと言いますと、
GI値の高い食品は、脂肪をためこみ易く、腹持ちが良くない。
逆に低い食品は、脂肪がつきにくく腹持ちが良い。
本には、いろいろな食品のGI値が一覧になっているので深く読みたい人は本を手に取ってみると良いでしょう。
居酒屋メニューも食べる順番次第
ダイエット意識が芽生えてきたら、居酒屋などは控えた方がと思うところ。でも、この本を読んでおけば食べる順番にポイントがあるそうで、べつに行くのは全然大丈夫とのことです。
本では
1.空腹で飲み会に臨まない
2.最初のオーダーは食物繊維の多いメニューを選ぶ
3.第二次オーダーは基礎代謝を高める肉、魚を食べる
4.揚げ物、ご飯ものはラストオーダーで
空腹状態で飲み会に臨んでしまうと、空腹に耐えきれずに高GI値になるフライドポテトやご飯もの、ピザなどを頼んでしまいがち。
「とりあずメニュー」のなかには実は、痩せるのに有効なのがけっこうあるそうだ。
枝豆、生キャベツ、冷奴、キムチ、冷やしトマトなどには食物繊維が多く含まれており、低GI値かつ低カロリー。
食物繊維は血糖値の上昇をおさえ、あとから食べたものの血糖値の上昇も抑えてくれるため太りにくくなるんです。
「キムチ、納豆」などの発酵食品は、アミノ酸が豊富で身体の代謝を高め脂肪をつけにくくするのです。
また、とりあえずの飲み会の最初の段階で酔っぱらってしまう前なので理性もききますので、ぜひ、血糖値の上げにくいとりあえずメニューは体に入れておくことをおすすめします。
また、揚げ物は、レモンや酢をかけると血糖値の上昇が穏やかになるので添えられているものをかけるべきです。
だがしかしなんですけど。フライドポテトは控えた方が良いそうだ。
とても、残念に思うのは僕だけではないと思います。うまいから。あれ。
なぜかというと、フライドポテトは、材料であるジャガイモのGI値が非常に高い、ほんと時々のたしなみ程度で我慢するべきかと。本のGI値一覧を見ていただくと一目瞭然だが、抜群に高い。
ここまで、読んでもらってフライドポテトだけ制限をかけるなんてニュアンスの締め方で申し訳ないのですが、ダイエットとか自然に取り組んでみたいしと思う方、一度書店で見かけてよくあるダイエット本だべなんて思っていた方も、一読してみてはいかがでしょうか?
スタイリッシュな身体を維持することで、ライフスタイルもより一層充実してくのではないでしょうか?