札幌にひっそりとファッションに貪欲な婦人の集うセレクトショップdoor/senceからのオーダーワンピース作成記録です。
弊社にご依頼いただいた時の写真よりお見積もりから始めます。いただいた写真はこんな感じでした
襟がワイドな、細身のワンピースですね。生地はトワルチェックが終わってから決める事になりますが今回。
本来トワルチェックは、こんな感じのものを使いやるのが主流なのですが、
モノトーンの感じが特に知りたく、良さげな黒生地と白生地で作ってしまいました。
本番生地は、ポリエステルギャバを使事になりました。
ギャバとは、ギャバジンという生地の略称でどんなものかと言うと、綾織で丈夫なものです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%90%E3%82%B8%E3%83%B3_(%E7%B9%94%E7%89%A9)
個人的的な完成ですが、結構取り扱い難い生地なんです。デリケートというかアイロンを強くあてすぎるとテカりがでたり。
裁断の際に地の目をきちんと通してあげないと、素直に捻れてくれます(笑)
ですけど、自分で着るのはとても好きです。なぜなら丈夫であるのは勿論ですが、しっかり縫製、裁断されているものはシルエットがとても美しいのですよ。
本体生地に続き襟作り
襟に使う生地は、表情のあるものを選びました。フラットなものだと襟自体の存在に面白さがもう少し欲しかったのと、本体のつくりてきに制服っぽいデザインに見えない工夫がしたかったので
ラウンドした大きな襟なので本体と馴染むか、仮止めしてみましたがダメそうですね(笑)
首グリのシーム(縫代)を折り返して襟が出る構造なので折り返し分のゆとりを表襟がわに入れてみたのですが、ちょっと多く入れすぎているようでダブついてしまっている。
ウエストのタックのとり具合はうまくいってるみたいです。
今日は、この襟を修正して小顔効果も期待できるワンピースに仕上げてしまいます。