今日は、自分の思考の“間違えていた部分”について書いておこうと思う。
それは、僕の根本にある「商品開発モデルの思考」だ。
職人としてのスタートと、染みついた思考
僕のキャリアの始まりは職人だった。
「こういうものがあれば売れるだろう」と思って、自分で作って、売れるのを待つ。
それまでは、どうにかやり過ごしていた。
でも今、社会は“ものあまり”の時代。
この思考のままでは、会社が社会に必要とされなくなる——そんな危機感がある。
顧客開発モデルという視点
読書はするものである。
最近読んだ本で学んだ。
マーケティングとは?知ってるようで深く理解ができていないのが正直なところだ。
行動に落とし込めていないのが最もたることだろう。
「顧客開発モデル」という考え方を知った。
これは、まず“顧客の課題”を探り、そこに対してMVP(最小限の製品)を作り、
検証→実験→販売開始という流れで進める方法。
つまり、売れるかどうかを先に確かめるということ。
僕の経営に何が起きていたか
これまでの僕の経営は、
「作ってから売る」→「売れなければ、努力でなんとかする」
という流れだった。
まさに、運任せな経営。一人社長が故にどうにか耐えれれば。恥ずかしい話です(笑)
しかもそれは、余計な努力の時間を費やしてしまう原因だったと思う。
今の苦しさの原因は、そこにあるのではないかと気づいた。
意識を入れ替えてかないといけない局面。
ランニング用ロンTの試作と検証
先日、寒い季節のランニング用に裏起毛のロンTを試作して、Instagramにアップした。
このシャツに、どんなWANT(欲求)とNEED(必要性)があるのか?
保温性?動きやすさ?他にはないオリジナル性?
どこを“推す”のかを、もっと煮詰めないといけない。
商品に力があるとは思ってはいない、
商品の背景に力がある。
背景に共感をしてもらえる人が、この商品に興味を持ってもらえるし。
これからの僕の挑戦
顧客開発に時間をかける。
その方法を試すことで、本当の“僕のお客さん”を探る。
それは、忍耐のいる作業かもしれない。
売れるというエビデンスを見つけるまで、何度も検証する必要がある。
でも、これまでの無駄を排除していかないと、会社は持続できない。
このブログを読んで「もっと話してみたい」「相談してみたい」と思ってくれた方へ。
僕の会社では、衣装制作を軸に、教育・福祉・広告などの現場に寄り添った取り組みをしています。
また、アラフィフ世代のライフスタイルや、マラソンを軸にしたファッション提案も始めています。
ご興味に合わせて、以下のLINEからお気軽にご連絡ください。
