台所で草木染め|北海道の自然とエコライフを楽しむ

草木染めは、自然の色彩を楽しむ手作りの染色技術。今回は、その中でも手軽に取り組める「玉ねぎ染め」についてご紹介します。台所で簡単にできるエコでユニークな染色方法です。

※この記事で紹介しているアトリエの草木染めの取り組みは、北海道テレビ(HTB)の地域応援企画でもご紹介いただきました!

➔ [HTBの紹介ページはこちら]

玉ねぎ染めの魅力

北海道の新鮮な玉ねぎ。その皮には美しい黄金色を引き出す天然の色素がたっぷり含まれています。廃棄されがちな玉ねぎの皮を使うことで、環境にも優しく、持続可能なファッションアイテムを作ることができます。

  • ナチュラルで優しい色合い:玉ねぎの皮は、染料として美しいオレンジや黄土色を生み出します。
  • 環境に優しい:化学薬品を使わずに自然の力で染めるので、地球に優しい。
  • 手軽に始められる:台所で気軽に染め物体験が可能。

染められる素材

玉ねぎ染めは天然繊維との相性が抜群。以下の素材が特に染まりやすいです。

  • 絹(シルク)や毛(ウール):動物性繊維で染料が吸着しやすい。
  • 綿や麻:植物性繊維。ただし、新品の生地は染まりにくいので、事前に「タンパク処理」が必要です。

染める前の準備

  1. ディスポン処理(タンパク処理)
    • 染料の定着を良くするために、繊維にタンパク質を染み込ませます。
    • おすすめ:草木染め専用の「ディスポン液」を使用。
  2. 媒染剤の準備
    • 発色と色止めの役割を果たす媒染剤が必要です。
    • 一般的な媒染剤:ミョウバン(アルミ媒染)、鉄液(鉄媒染)

必要な道具

  • 大きな鍋
  • ボウル
  • 菜箸やトング
  • ざる
  • 手袋(手が染まらないように)
  • 染料(玉ねぎの皮)

染液つくり

染めたい物の約20倍の染料が必要と聞きます。

玉ねぎ染めの手順

ステップ1:ディスポン処理

  • 80度以上の湯にディスポン液を溶かします(湯1リットルにつきディスポン3~4cc)。
  • 染める生地を15〜20分間しっかりと混ぜながら浸します。
  • 取り出してよく水洗い。

ステップ3:染めのプロセス

  • ディスポン処理した生地を染液に投入。
  • 20~30分間、均一に染まるようにかき混ぜます。

ステップ4:媒染処理

  • 媒染剤を80度の湯で溶かし、染めた生地を20〜30分浸します。
  • ミョウバン:明るい黄色系
  • 鉄液:落ち着いたブラウン系

80度くらいの湯に媒染液を溶かします。染めたい物の重さの1~6%が適量と聞きます。

ステップ5:仕上げ

  • 取り出して水洗いし、陰干しして完成。

仕上がりの楽しみ方

染めた布はスカーフやトートバッグ、インテリアのタペストリーなど、さまざまな形で活用できます。自然の温かみと北海道の風景を思わせる色合いが、日常にちょっとした癒しを与えてくれるはず。

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2026年 追記

2019年当時、私は「この札幌・北海道という土地で、ミシンを使い、繊維を組み立てる職人として、どんな独自の価値を生み出せるか」を必死に模索していました。

その答えの一つが、この『台所での草木染め』というパイオニアとしての挑戦でした。

あれから時が経ち、この時の「素材を自らの手で美しく手なずける」という経験は、現在の私のクリエイションの大きな血肉となっています。

現在、札幌のアトリエでは、この職人としてのこだわりと仕立ての技術を極限まで高め、「世界に一着だけの、着る人の哲学を形にする衣装制作(Toecross)」を行っています。

また、先日のブログでもご紹介した「残布を玉ねぎの皮で染めた巾着」のように、素材を最後まで愛し、美しく循環させるものづくり(Lust for beautiful life)を続けています。

単なる既製品の消費に飽き足らない方、札幌の土地で紡がれる「本物の仕立て」を身に纏いたい方は、ぜひアトリエの衣装制作や、一点物のジュエリー(ピアス)のラインナップもご覧ください。

あなたの人生を美しく彩るお手伝いをいたします。

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要予約制ですが、アトリエにてリメイク相談、衣装制作相談も承っております。

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「台所で草木染め|北海道の自然とエコライフを楽しむ」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 草木染め  植物染色の薬用効果と抗菌作用 | Lust for beautiful life

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