
北海道でフィギュアスケートに取り組むお子さんのために、
「演技を引き立てる衣装を作りたい」と考えている親御さんへ。
今回は、僕が手がけた衣装制作の記録をご紹介します。
ご依頼いただいたプログラムは、「パガニーニ」
蝶が舞うような振り付けと聞いていたので
生きた色を意識して取り組んでみました。
有名な格闘家モハメド・アリの格言がふとよぎり
プログラムとはあんまし関係ないんですが、
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
彼女が舞う様子を考えながら
美しさとの両立を目指して取り組んできました。
色と素材のこだわり

肌とピンクの接ぎ線はグレーでぼかした→ただの境目ではなく、やわらかく接ぐ”ニュアンス”を意識
グレーだけでは色の強さが足りず、ほんの少し黒を加えて深みを出しました。


スカート部分は素材違いになるポリエステルジョーゼットを使います。
パワーネットとは色の乗り方違うため
素材の違いを活かした表現に

ストーンはオーロラ色を選びます。ピンクと相性良い感じです
光の中で表情が変わる美しさを演出。


ウエストのモチーフはハンドペイントとゴールドのストーンで
手仕事ならではの”動きの中で映えるディテール”を加えました


衣装は、演技の一部になる
衣装は、ただの服ではありません。
演技の世界観を支え、観客の想像力を広げる“物語の一部”です。
今回の「パガニーニ」では、彼女の舞う姿に寄り添いながら、
色・素材・構造のすべてに意味を込めて制作しました。
北海道で衣装制作をお探しの方へ
札幌を拠点に、北海道各地からのご相談も承っています。
LINEで気軽にご連絡いただければ、過去事例や制作の流れもご紹介できます。
お子さんの演技に合わせた衣装づくり——
その一着が、演技の自信につながるように。
そんな気持ちで、日々制作しています。
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染めのシーン動画です
このブログを読んで「もっと話してみたい」「相談してみたい」と思ってくれた方へ。
僕の会社では、衣装制作、ファッション診断を軸に、広告などの現場に寄り添った取り組みをしています。
また、アラフィフ世代のライフスタイルや、マラソンを軸にしたファッション提案も始めています。
