いまさら聞きにくい脂肪の話
皮下脂肪、内臓脂肪。 ステイホームになりそうな今年の年末年始。 運動不足で、気になり始めた方も少なくないのでは? そういう私もその一員。 食欲があるのは健康な証だけれど、美しいボディーラインを維持するには、この脂肪とうまく付き合ってかないとなりませんよね。 そもそも皮下脂肪とは? 皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下につく脂肪を指します。 全身のあらゆる場所に見られ、特にお尻や太ももといった下半身につきやすいです。 悪いイメージの強い皮下脂肪ですが、体を守ったり、寒いときに体が冷えすぎたりするのを防ぐ効果もあります。 皮下脂肪が増える原因は、主に食べすぎや運動不足。 そのため、食生活を見直したり、運動を習慣として取り入れたりすると良いでしょう 皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは? 皮下脂肪とは別に、内臓脂肪と言うものも聞きますよね。 単に、内臓につく脂肪ではないのかなとイメージするのではないでしょうか。 ちがいは、おもに以下の4つです。 脂肪のつく原因がちがう 男女では、脂肪の付きやすさがちがう 脂肪の落ちやすさもちがう 脂肪のつきかた 1.脂肪のつく原因がちがう~ 皮下脂肪のつく原因は、「食べすぎ」「運動不足」 単純に、動いた量より食べた量が多いと脂肪は蓄積されます。 内臓脂肪は、偏った食生活に関係があります。 具体的には、ファーストフード、ジャンクフードを中心にした食事やお酒などです。 栄養バランスが崩れて内臓脂肪が蓄積されてきます。 2.男女の脂肪のつきかたの違い~ 女性は皮下脂肪がつきやすいです。 妊娠したときに、赤ちゃんを育てる子宮を守る必要があるからです。 男性は、内臓脂肪がつきやすいと考えられています。 内臓脂肪は、燃焼しやすく活動のためのエネルギーへとすぐに変換されるのです。 力仕事など比較的身体を動かす機会の多い男性は、内臓脂肪がつきやすい仕組みになっています。 3.脂肪の落ちやすさが違う 内臓脂肪と皮下脂肪では落ちやすさが異なります。 脂肪を落とそうとダイエットや運動を始めると、まず最初に落ちるのは内臓脂肪です。 つぎに、皮下脂肪になります。 まず、燃焼されるのは腕やふくらはぎ。最後に落ちるのが、腰周りやおなか周りです。 保護の役割のない内臓脂肪から落ちていくのです。 そもそも、内臓脂肪と皮下脂肪のつき方が違います。 内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方 手のひら全体