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技術を磨いても豊かになれない理由|一人社長ゆるつぶやき

ー僕が一人会社で”仕組み化”に挑戦し始めた話ー ファッションの世界で生きてきた人なら、 一度はこんな疑問を抱いたことがあるはずです。 「こんなに技術を磨いているのに、なぜ豊かになれないんだろう?」 僕自身、長い間ずっと同じ悩みを抱えていました。 今も考え続けています。 服作りの技術は上がる。 作品のクオリティも上がる。 でも、時間もお金も増えない。 むしろ、技術が上がるほど、 「もっと作らなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」 と自分を追い込むようになっていく。 そんな働き方に限界を感じて、 僕は今、自分の会社(といっても一人ですが)で “技術を資産に変える仕組みづくり” に本気で取り組み始めています。 この記事では、 を、具体的にお話しします。 なぜ技術を磨いても豊かになれないのか? 技術は「価値」だけど、「収益」ではない 服作りの技術は、間違いなく価値です。 でも、価値があっても 収益にはならない。 収益になるのは、 という 仕組み を持っている人だけです。 僕自身、長い間ここを理解していませんでした。 「技術さえあれば、いつか報われる」と信じていたからです。 でも現実は、技術だけではビジネスは成立しない。 これは、痛いほど実感しました。 ファッションは「労働集約型」だから限界が来る 服を作るほど売上が上がる。 でも、作るのは自分の時間。 つまり、 → 作業時間が増える → 自由が減る → 体力・時間の限界で売上が頭打ち という構造から抜け出せません。 僕も、売れるようになった時期ほど 「休めない」「作らないと売上が止まる」 という恐怖が強くなりました。 売れるようになってからが本当の地獄 売れる=幸せ ではなく、 売れる=忙しくなる が現実です。 全部ひとりでやると、 売れるほど首が締まっていく。 僕はこの構造に気づいたとき、 「このままじゃダメだ」と本気で思いました。 僕が今、会社として動き始めていること ここからは、僕自身の話です。 僕は今、 “技術を作業ではなく資産に変える” という方向に舵を切っています。 具体的には、こんなことに取り組み始めました。 型紙・教材・動画など「繰り返し売れる商品」を作る 一度作れば、何度でも売れる。 これは、労働集約から抜け出す第一歩です。 僕は今、 などを企画しています。 You tubeやレッスンで「技術を教える価値」に変換

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1年売れなかった1,500円のピアスが売れたことで気づいた、技術者が陥る『認知』の罠|一人社長ゆるつぶやき

フィギュアスケートの衣装を作りながら、 その裏でひっそりと続けていたアクセサリーショップがある。 韓国に生地を仕入れに行ったとき、 偶然出会ったピアスたち。 「これ、写真撮ってWEBショップに並べてみない?」 そんな軽い一言から始まった小さな副業だった。 撮影して、登録して、SNSで紹介して。 それなりに頑張っていたつもりだったけれど、 1年間、1つも売れなかった。 正直、途中で放置した。 「本業じゃないし」「時間がないし」 そんな言い訳をしながら。 でも先日、突然通知が鳴った。 1,500円のピアスが、1年ぶりに売れた。 しかも購入者さんから、 「気に入ったものを購入できて良かったです」 と、丁寧なコメントまでいただいた。 たった1,500円。 でも、胸の奥がじんわり熱くなった。  「良いものを作れば売れる」そう信じていた僕の“痛い勘違い” 僕はずっと、 「技術さえ磨けば、いつか勝手に売れる」 そう信じていた。 衣装制作も、アクセサリーも、 “良いものを作ること”がすべてだと思っていた。 でも、1年売れなかったピアスが教えてくれた。 「知られていないものは、存在していないのと同じ」 どれだけ丁寧に作っても、 どれだけ想いを込めても、 どれだけ技術を磨いても、 知ってもらう努力をしなければ、 誰の心にも届かない。 技術者としては痛烈だった。 でも、目をそらしちゃいけない現実だった。 マルチタスクの答えは「全部やる」じゃなくて、「プランニングも仕事の一部」だった ミシンを踏むこと。 デザインを考えること。 素材を選ぶこと。 これらは僕にとって“本業”だ。 でも今回気づいた。 自分を知ってもらうための発信や計画も、 プロとしての仕事の一部なんだ。 マルチタスクって、 「全部同時にやること」じゃない。 “どのタスクに、どれだけの時間を配分するか”を決める力。 それが、僕には欠けていた。 僕はポンコツ一人社長。でも、ここから変わる。 正直に言うと、僕は器用じゃない。 気が利くタイプでもない。 SNSも得意じゃない。 でも、 「ポンコツなりに、前に進む力」だけは持っている。 1年売れなかったピアスが売れた日。 購入者さんのコメントを読んだ瞬間。 「ああ、これは“変わるきっかけ”だ」 そう思った。 未来の僕がこの記事を読み返したとき、 きっとこう言うはずだ。 「あの日から、ち

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「ときめき」がなくなったら市場は育たない。衣装制作に必要な一番大事な栄養|一人社長のゆるつぶやき

今朝ふと、こんなことを思った。 「ときめき」って、生きているうちで一番大事な栄養なんじゃないか。 衣装制作の仕事をしていると、 技術や経験よりも、この“ときめき”が仕事の質を決める瞬間がある。 ときめきがなくなった場所には、市場は育たない 衣装をオーダーしたい人は、ただ“服”を求めているわけじゃない。 そこには必ず、「こうなりたい」「こう見せたい」という未来へのときめきがある。 そして作り手側も同じ。 作り手がときめかなくなったら、その市場は成長しない。 衣装制作は「ときめきを作る仕事」 どれも、その人の未来に“ときめき”を作る仕事。 だからこそ、クリエイティブを続ける人は、何歳になっても“ときめき”を探し続ける必要がある。 ときめきは「技術」よりも強い説得力を持つ 衣装制作者を探している人は、技術だけで選ぶわけじゃない。 ここが決め手になる。 だから僕は、どんなオーダーでも、その人の“未来のときめき”を想像しながら作る。 今日のまとめ 最後まで読んで頂きありがとうございます。 衣装は、誰かの人生の一部になる。その一部に“ときめき”を添えられるように、今日もミシンの前に座っている。 「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、 どうぞお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォームから相談する LINEで気軽に相談する

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「もっと仕事が欲しい」より大事なこと。衣装制作の本質について|一人社長のゆるつぶやき

事業主として仕事をしていると、「もっとたくさんの仕事をしたい」「もっと多くの人にサービスを届けたい」そんな気持ちが自然と湧いてくる。 衣装制作の仕事をしている僕も、例外じゃない。 フィギュアスケート衣装でも、病院用のオーダーパンツでも、個人の特別な服でも、「もっと困っている人の力になるべきだ。」と思う。 でも今朝ふと、こんなことを考えた。 “仕事が欲しい”という気持ちだけが先に走るのは、ちょっと危険なんじゃないか。 今、目の前にいるお客様にどれだけコミットできているか 衣装オーダーをしてくれるお客様は、それぞれに事情があって、それぞれに悩みがあって、それぞれに“叶えたい未来”がある。 衣装制作は、ただ布を縫う仕事じゃない。 その人の未来に、自信や活力を与える仕事。 だからこそ、「もっと仕事が欲しい」という気持ちよりも、 “今、目の前のお客様にどれだけ向き合えているか”ここが一番大事なんじゃないかと思った。 納品した後の未来まで想像できているか 衣装を渡した瞬間がゴールじゃない。 そこまで想像して、そこまで責任を持って、そこまでコミットできているか。 仕事を増やす前に、まずここを大切にしたい。 たくさんの仕事より、ひとつの仕事を丁寧に もちろん、事業主として売上は大事だし、もっと多くの人に届けたいという気持ちも本音だ。 でも、ひとつひとつの衣装オーダーを丁寧に仕上げることが、結果的に次の仕事につながる。 焦らなくていい。急がなくていい。 今、目の前の一着に全力で向き合うことが、未来のお客様を連れてきてくれる。 そんな気がしている。 終わりに 最後まで読んでいただきありがとうございます。 オーダーは、特別な人だけのものではありません。   「ちょっと困っている」「少し不便を感じている」——そんな小さな違和感からでも、相談して大丈夫です。 フィギュアの衣装でも、病院用のパンツでも、   「こんなことお願いしていいのかな?」と思うことこそ、聞かせてほしいことです。 あなたの生活や、大切な一瞬を支える一着を、   一緒に考えていけたら嬉しいです。 「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、 どうぞお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォームから相談する LINEで気軽に相談する

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衣装オーダーは特別じゃなくていい|一人社長ゆるつぶやき

「衣装をオーダーしたいんですが…   こんな相談してもいいんでしょうか?」 初めて問い合わせをくれる人の多くが、   少し申し訳なさそうに、こんなふうに切り出す。 でも僕はいつも思う。 オーダーは特別じゃなくていい。   もっと気軽でいい。   もっと生活に近くていい。 衣装制作は“特別な人のための特別な行為”じゃない。   むしろ、日常の困りごとから生まれることの方が多い。 衣装オーダーの悩みは、いつも「生活の中」にある 例えば、フィギュアスケート衣装のオーダー。 「既製品だとサイズが合わない」   「リンクで自信を持って滑ってほしい」   「子どもの体型に合わせて作りたい」 どれも、すごく日常的で、すごくリアルな悩み。 病院用のオーダーパンツを頼んでくれた方も同じだった。 これも、生活の中の“困った”から生まれた相談。 衣装制作もオーダーメイドも、特別じゃない。   ただ、誰かの生活を少し楽にするためにある。 「衣装オーダー=特別な人のもの」という誤解 衣装と聞くと、   どうしても“キラキラした世界のもの”に見えがちだ。 そんなイメージが強い。 でも実際は違う。 衣装オーダーの多くは、   “困っている人のためのもの”。 こういう悩みを解決するために、   衣装制作は存在している。 「こんな相談していいのかな?」その気持ちこそ、相談していいサイン 衣装を作りたい人の多くが、   最初の一歩で止まってしまう。 「迷惑じゃないかな」   「予算が合わなかったらどうしよう」   「恥ずかしいな」   「こんな小さな悩みで相談していいのかな」 でもね、   その“ためらい”の裏には、必ず困りごとがある。 そして困りごとがあるなら、   相談していい。 むしろ、相談してほしい。 オーダーは“贅沢”じゃなくて“あなたの生活を軽くする道具” 衣装も、病院用パンツも、   フィギュア衣装も、   全部同じ。 誰かの人生の一部を支えるために作るもの。 だから、   オーダーは特別じゃなくていい。 もっと気軽でいい。   もっと身近でいい。 あなたの困りごと、 &nbsp

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一人社長のゆるつぶやき「呼び名を変えるだけで、新しい市場が生まれる不思議」

今日、Threadsにこんなことを書いた。 「もともとあるものでも、呼び名を変え、アプローチ先を変えるだけで新たな市場が生まれる。」 これ、本当にそうだと思う。 “同じもの”でも、名前が変わると価値が変わる 例えば、   「古着」って言葉は昔は“お下がり”のイメージが強かった。 でも今はどうだろう。 呼び名が変わった瞬間、   “価値のあるもの”に変わった。 同じ服なのに、だ。 衣装の世界でも同じことが起きている 僕の仕事もそう。 「衣装屋です」と言うと、   “舞台の人が頼むもの”   “特別な人が着るもの”   そんなイメージがつきやすい。 でも、 こう呼ぶだけで、   届く相手が変わる。 実際、病院用のオーダーパンツだって、   「病院で困らないパンツ」と呼ぶより、 “メディカル・アシストパンツ” と呼んだ方が、   必要としている人に届きやすい。 先日のブログでも書いたのがきっかけでこの発想に至ったのだ。 市場は「新しいもの」より「新しい意味」を求めている 成熟社会になるほど、   人は“新しいもの”より“新しい意味”を求める。 だから、 これを変えるだけで、   市場がスッと動くことがある。 僕が作ってきたものは、   実はずっと前から価値があった。 ただ、   “誰に向けての価値なのか”   “どんな名前で呼ぶべきなのか”   そこを変えるだけで、   新しいお客さんが現れる。そんな確信を持つことができた。 この僕の仕事に限らず、いつも社会のニーズってどういう意味があるもの、ことに 反応するのだろうとアンテナを立てておくといい。 ものづくりは、名前づくりでもある 作るだけじゃなくて、   “どう呼ぶか”まで含めてものづくり。 名前は、商品の第一印象であり、   市場への入口でもある。 だからこそ、   呼び名を変えるだけで、   未来が変わることがある。 今日の気づきは、   そんなシンプルで大きな話。 ポンコツなりに、   またひとつ学んだ気がする。 Threadsでもゆるくつぶやいています。よかったら、つながりませんか? Threadsのプロフィールを

person in pink pants and white sneakers
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Custom Clothing That Quietly Supports Someone’s Everyday Life

As a costume maker in Japan, I often work on sparkling figure skating costumes or stage outfits.   But behind the scenes, there are moments when my work becomes something much more personal—something that quietly supports someone’s daily life. This is one of those stories. A Parent Ordering a Figure Skating Costume Parents who order figure skating costumes always bring a special kind of warmth.   They come with hopes like: A costume becomes more than clothing.   It becomes a small charm, holding a family’s wishes. Every time I receive an order like this, I’m reminded that what I make carries someone’s emotions. And Then, a Very Different Kind of Order One day, I received a message from a customer who regularly goes to the hospital. “It’s hard to find pants I can wear for medical checkups.   Something without metal, easy to pull up to the thigh, and comfortable even with a back brace.” Hospitals have strict rules: She told me: “There are many people who struggle wit

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誰かの「困った」をそっと支える、オーダー服の話|一人社長ゆるつぶやき

衣装づくりの仕事をしていると、   華やかなステージの裏側だけじゃなくて、   日常の中の“困った”に寄り添う瞬間がある。 今日は、そんなお話をひとつ。 フィギュアスケート衣装をオーダーしてくれる親御さん フィギュアスケートの衣装をオーダーしてくれる親御さんたちは、   本当に温かい。 「この子がリンクで自信を持てるように」   「大会で悔いなく滑れるように」   そんな思いを、布とラインストーンに託してくれる。 衣装はただの衣装じゃなくて、   親子の願いが詰まった“お守り”みたいな存在になる。 そんな気持ちを受け取るたびに、   作り手として背筋が伸びる。 そしてもうひとつのオーダー。病院に通うためのパンツ ある日、いつも衣装のご相談や僕の展示会などに足を運んでくれるお客様からこんな相談をいただいた。 「足が悪くて定期通院しているんですが、   病院で使えるパンツって、なかなか無いんです」 レントゲンやCT、MRI。   どれも金属がNG。   プリントもNG。   太ももまでめくりやすいことも大事。 さらに、腰を悪くした時はコルセットを巻くから、   普通のパンツだと入らない。 外側に巻けばマジックテープが服にくっつく。   手や腕を怪我していると、   ファスナーもボタンも紐も難しい。 病院に着いたら、スウェットパンツなどに履き替えるのも大変。 とはいえ、これらの服で移動す流のは、ちょっと。。。 「病院服みたいに見えないものがいいんです」   「でも、全部の条件を満たすものがないんです」 その言葉を聞いた時、   “これは作る意味がある”と強く思った。 条件は、金属ゼロ。裾がめくりやすくて、履きやすくて、生活に馴染むこと 条件はシンプルだけど、難しい。 ひとつひとつの条件の裏に、   その人の生活がある。 だから、丁寧に形にしていった。 そして届いた、お客様からのメッセージ 完成してお渡ししたあと、   お客様からこんなメッセージをいただいた。 いつもありがとうございます。病院用の服って、中々ないので助かります。困っている方は多いと思いますよ。レントゲン、MRIなどは金属がNGで

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一人社長のゆるつぶやき「バーチャルが進化しても、リアルのエンタメはなくならない」

エンタメの世界って、どんどん進化している。バーチャル空間でもライブができるし、空想世界の芸能や芸術が、スマホひとつで楽しめる時代になった。 正直、すごい時代だと思う。距離も時間も関係なく、誰でもアクセスできる。エンタメが“身近になった”という意味では、本当に革命的。 でも、それでもやっぱり思う。 人はリアルで体験するエンタメに、心を揺さぶられる。 心が動くのは、リアルの空気があるから ステージの照明の熱。会場のざわめき。演者の息づかい。衣装が光を受けて動く瞬間。 あの空気感は、バーチャルでは完全には再現できない。癒されたり、高揚したり、涙が出たり。そういう“心の揺れ”は、リアルだからこそ起きる。 だから思う。 リアルは、不可欠。 そのリアルを支えるのが、衣装という存在 ステージに立つ人が輝くために、衣装はただの飾りじゃなくて“リアルを支える道具”になる。 動きやすさ、光の反射、シルエット、素材の温度。全部がその人のパフォーマンスに影響する。 衣装が変わると、その人の気持ちも変わる。立ち姿も変わる。表現の幅も変わる。 だから衣装づくりは、エンタメの裏側でリアルを支える大事な仕事なんだと思う。 技術を進化させて、後世に残すという意識 バーチャルが進化しても、リアルの衣装づくりはなくならない。 むしろ、リアルの価値が見直されるほど、衣装の存在意義は大きくなる。 だからこそ最近、技術を進化させて後世に残すことを意識し始めた。 作るという行為そのものを、もう一度ちゃんと評価したい。 誰かの人生の一瞬を支える衣装を、これからも作り続けたい。 僕と繋がりませんか? 
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一人社長のゆるつぶやき「成熟社会で気づいたこと。確かな一点ものを作ろうと思う」

最近、「成熟社会ってこういうことなんだろうな」と思う瞬間が増えてきた。そのひとつが、確かな一点ものを作ろうという気づき。 大量生産の時代を通り過ぎて、“ものの背景”や“時間の積み重ね”に価値を感じる人が増えている。 古着のニーズが高まっているのも、きっと同じ理由だと思う。 そんなことを考えていた矢先、先日お伺いしたお客様が見せてくれた“ボタンの缶”が、妙に心に残った。 ボタンを捨てずに集めるお母さんの姿 「オーダーした衣装のボタンも、この中から探したいんです」 そう言って見せてくれた缶の中には、色も形もバラバラのボタンがぎっしり。 その光景が、子どもの頃の祖母や母親と重なった。 あの頃は、ものが今ほど豊富じゃなかった時代。服を捨てる前に必ずボタンだけ外して、クッキーの缶に集めていた。 「いつか何かに使えるかもしれないから」そんな言葉をよく聞いた気がする。 ものが余る時代に戻ってきた“価値観” 今は、壊れたら買い替えるのが当たり前の時代。ものは溢れ、選択肢も無限にある。 でも、あのお母さんのボタンの缶を見て思った。 “ものを大切にする感覚”は、ちゃんと残っている。 そしてそれは、古着が求められる理由ともつながっている。 成熟した社会では、新品よりも「物語のあるもの」大量生産よりも「誰かが大切にしてきたもの」そこに価値が生まれる。 だからこそ、確かな一点ものを作りたい ボタンを集める姿も、古着を選ぶ人の感性も、全部ひとつの方向を向いている。 “ものの背景にある時間”を大切にするということ。 だからこそ、自分も確かな一点ものを作りたいと思う。 ただ作るだけじゃなくて、誰かの記憶に残るような、時間が積み重なっていくようなものを。 ポンコツなりに、今日もそんなことを考えている。 僕と繋がりませんか? Threadsでもゆるくつぶやいています。よかったら、つながりませんか? Threadsのプロフィールを見る

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