いまさら聞きにくい脂肪の話

皮下脂肪、内臓脂肪。

ステイホームになりそうな今年の年末年始。

運動不足で、気になり始めた方も少なくないのでは?

そういう私もその一員。

食欲があるのは健康な証だけれど、美しいボディーラインを維持するには、この脂肪とうまく付き合ってかないとなりませんよね。

そもそも皮下脂肪とは?

皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下につく脂肪を指します。

全身のあらゆる場所に見られ、特にお尻や太ももといった下半身につきやすいです。

悪いイメージの強い皮下脂肪ですが、体を守ったり、寒いときに体が冷えすぎたりするのを防ぐ効果もあります。

皮下脂肪が増える原因は、主に食べすぎや運動不足。

そのため、食生活を見直したり、運動を習慣として取り入れたりすると良いでしょう

皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは?

photo of woman doing yoga
Photo by Li Sun on Pexels.com

皮下脂肪とは別に、内臓脂肪と言うものも聞きますよね。

単に、内臓につく脂肪ではないのかなとイメージするのではないでしょうか。

ちがいは、おもに以下の4つです。

  1. 脂肪のつく原因がちがう
  2. 男女では、脂肪の付きやすさがちがう
  3. 脂肪の落ちやすさもちがう
  4. 脂肪のつきかた

1.脂肪のつく原因がちがう~

皮下脂肪のつく原因は、「食べすぎ」「運動不足」

単純に、動いた量より食べた量が多いと脂肪は蓄積されます。

内臓脂肪は、偏った食生活に関係があります。

具体的には、ファーストフード、ジャンクフードを中心にした食事やお酒などです。

栄養バランスが崩れて内臓脂肪が蓄積されてきます。

2.男女の脂肪のつきかたの違い~

女性は皮下脂肪がつきやすいです。

妊娠したときに、赤ちゃんを育てる子宮を守る必要があるからです。

男性は、内臓脂肪がつきやすいと考えられています。

内臓脂肪は、燃焼しやすく活動のためのエネルギーへとすぐに変換されるのです。

力仕事など比較的身体を動かす機会の多い男性は、内臓脂肪がつきやすい仕組みになっています。

3.脂肪の落ちやすさが違う

内臓脂肪と皮下脂肪では落ちやすさが異なります。

脂肪を落とそうとダイエットや運動を始めると、まず最初に落ちるのは内臓脂肪です。

つぎに、皮下脂肪になります。

まず、燃焼されるのは腕やふくらはぎ。最後に落ちるのが、腰周りやおなか周りです。

保護の役割のない内臓脂肪から落ちていくのです。

そもそも、内臓脂肪と皮下脂肪のつき方が違います。

内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方

手のひら全体を使って脂肪を摘んでください。

つまめる厚みがほとんど無ければ、内臓脂肪の可能性が高いと考えられます。

内臓脂肪はお腹の内側につくため、直接手でつまむことはできません。

ビール腹などは、内臓脂肪の典型ですよね。

体内について、外に向かっていくため、お腹が膨らんでパンパンに張った見た目になるのです。

逆に、手でつまめるのであるようであれば皮下脂肪の可能性が高いです。

皮膚の下についているため簡単につまむことが出来る訳です。

皮下脂肪、内臓脂肪はつきかたが違いますので落とし方も違います

次回、それぞれの脂肪の落とし方について解説してこうと思います。

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