神社にお参りに行きます

この先に不安がある今、慌てず焦らず行動することが最も大事だと思います。心を穏やかにたもつのに、神社にお参りをおすすめします。

参拝に行くにふさわしい日とは?

神社はいつ参拝すればいいのか、やっぱりお日柄の良い日がベストなのか気になるところですね。神社の参拝は、暦の上で良い大安の日がいいのか、仏滅の日はダメなのか。神社に直接聞いてみたのでシェアさせていただきます。


神社の参拝のお日柄
はいつがいいのか、やっぱり暦の上でいいとされる日がいいのか、気になったので神社に直接問い合わせてみたところ、

「暦の上で良い日、大安や仏滅などは関係ございません。」

とのお答えをいただきました。

仏滅だから、神社の参拝をすると良くないなどと言われたりすることもありますが、全くの迷信なんだそうです。

たまたま仏滅の日に参拝された方に何か悪いことが起こったから、そのように伝えられたり、世の中にはいろいろな迷信がありますよね?

仏滅の日の参拝なども、地域によってはそのような迷信で伝えられたりするものです。

神様にとっては、大安、仏滅などということは関係ないということなんですね。

では、お賽銭はいくらくらいがベストなのか?

お賽銭は、神様への感謝としてお供えするものです。

感謝の気持ちを示すものですので、具体的な金額の指針はありません。
その時のあなたが供えたいと思った金額をお供えしましょう。

しかしながら、お賽銭の金額については様々な考え方があります。

  • 願掛けの内容によって、それに応じた金額にする(難しいお願いなら高額にする)
  • 自分にとって厳しい金額をお賽銭として供える
  • お賽銭は気持ちであり、お金を供えることにより見返りを求めるものではない

様々な説があり、この金額が正しいと断言できないのが現状です。

高額な金額をお賽銭としてお供えし後悔するのは、おすすめできません。
「なぜ、あのときあんなに高額なお賽銭を入れてしまったんだろう…」と負の感情でいるのは、神様にとても失礼です。

そして、高額な金額をお賽銭としてお供えしたからといって、願いが必ず叶えられるものではありません。

あなたが気持ちよくお供えできる金額を用意し、神様へ感謝を伝えるのをおすすめします。

ここまで、お賽銭はあくまでも感謝の気持ちという説明をしてきました。
しかし、他の方がどのくらいお供えしているか気になるものですよね。

MSNマネーが行ったアンケート結果によると、100円が35%、5円が20%と過半数と占める結果となりました。
(対象:MSNマネーユーザ8,780名)

ほどんどの人が少額硬貨をお賽銭としてお供えしているということになります。

お札をお賽銭としてお供えするのは、1,000円が6%、1万円が3%と少数派という結果になりました。

余談ですが、私の友人は先日今回のコロナショックもあってか一緒に参拝に行ったところ。少数派の1000円を投げ込んでました。以外と身近にいました。これを書いていてふと思い出した次第です。

お賽銭を探すのにあたって5円玉を探す人多いのではないでしょうか?因みに、縁起が良いとされるゴロは?

5円はご縁となることから、最も好まれている金額です。

しかし、5円玉以外にも縁起が良い語呂合わせは多数存在します。
5円玉を複数組み合わせたり、10円などの硬貨でも縁起が良い語呂合わせが多数あります。

下記に、縁起が良いとされる語呂合わせをまとめました。
ぜひ参考にしてください。

  • 5円「ごえん」→「ご縁」がありますように
  • 10円(5円玉2枚)重ね重ね(5円を2枚=重ねる)ご縁(ご縁=5円)がありますように
  • 15円「じゅう、ご、えん」→じゅうが十分に転じて「十分ご縁」がありますように
  • 20円 「にじゅう、えん」→にじゅうが二重に転じて「二重にご縁」がありますように
  • 21円 21は割り切れない数字→割ることができないのでご縁に恵まれた夫婦やカップルに良い
  • 25円「にじゅう、ご、えん」→「二重にご縁」がありますように
  • 30円(5円玉6枚)6枚→六角形は安定と調和を意味することから、「安定と調和のとれたご縁」
  • 35円 3と5で「再三ご縁」がありますように
  • 40円(5円玉8枚) 末広がり(8枚=八=末広がり)のご縁(ご縁=5円)がありますように
  • 45円 「しじゅう、ご、えん」→しじゅうが始終に転じて「始終ご縁」がありますように
  • 50円 「ごじゅう、えん」→「五重の縁」がありますように
  • 55円「ごじゅう、ご、えん」→「五重のご縁」がありますように、 いつでもご縁がありますように
    数字の55でごご→午後となることから午後に投げるとご縁がある。

縁起が良くないとされるゴロ

お賽銭を用意するときに「10円は縁起が悪いから避けた方がよい」とよく言いますよね。

10円は「とおえん→遠縁」と転じるため縁起が悪いとして、お賽銭として利用するには避けられる金額です。
10円以外にも、縁起が悪いとされる語呂があります。

縁起が悪い語呂合わせを何種類かご紹介します。
お賽銭を供える際、できるだけ以下の金額を避けることをおすすめします。

  • 10円10は、「とお」とも読む。
    「とおえん」で「遠縁」→「縁が遠くなる」
  • 33円「さん、さん、えん」と読めるので、さんさんが転じて散々→「散々な縁」
  • 65円「ろく、ご、えん」と読めるので、「碌なご縁」がない
  • 69円「ろく、えん」→「碌な縁」がない
  • 75円「なな、ご、えん」→ななが泣に転じて「泣くようなご縁」
  • 85円 8はやと読めるので、転じて「やっぱりご縁」がない
  • 95円9はく→苦となり、「苦しいご縁」
  • 500円500円以上の硬貨がないため、硬貨がない=「効果がない」

お賽銭の投げ方。正しい作法とは?

お賽銭を豪快に投げ入れたり、箱の上から軽く入れたりと様々な方がいらっしゃるでしょう。

実は、神社とお寺とでお賽銭の考えが異なります。

お寺でのお賽銭は、邪気を払う煩悩や欲を捨てるといった意味合いがあります。
お賽銭を投げることにより、煩悩や欲を捨てることにつながります。

神社でのお賽銭は神様へ感謝を伝える物ですので、丁寧な動作で行うのが好まれます。

お賽銭のやり方

神社参拝は、二礼二拍手一礼が基本の作法となっております。

  • まずは、神様の前で軽く会釈をします。
  • 綱を揺らして鈴を鳴らします。
    綱は強く揺すらず、数回優しく揺らしましょう。
  • 丁寧な動作で、お賽銭をお賽銭箱に入れます。
  • お辞儀を2回(二礼)、そして手を2回たたきます(二拍手)
  • 両手を胸の前で合わせます。
  • 最後にお辞儀を1回(一礼)します。

以上が、二礼二拍手一礼です。

伊勢神宮・出雲大社といった古社では、二礼四拍手一礼と拍手の回数が異なります。

お札のお賽銭(封筒、ポチ袋へ入れ方)

神社にて、1,000円以上のお賽銭をする場合は、お金そのままをお賽銭箱に入れるのではなく、白い封筒(お賽銭袋)に入れましょう。

また、封筒に入れる際には以下の注意事項もあります。

  • 新札を利用する
  • お札が折れないように封筒に入れる
  • 封筒の表には「御初穂料」と記載する
  • 封筒に住所・名前を書く

中には、個人情を書くのには抵抗がある方がいらっしゃるかもしれません。

封筒廃棄のさいに、シュレッダーに入れるなどの配慮をしている神社もあります。

纏めてみますと

  • 決まったお賽銭の相場というのもはなく、あくまでの感謝の気持ちをお供えする
  • お賽銭とは、神様に感謝を伝えるものである
  • お賽銭は投げ入れずに丁寧な動作でいれるとよい
  • お札をお賽銭として使用する場合は白い封筒に入れるのがよい

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