フィギュアスケートのシーズンが開幕すると増えてくるのが、「成長期で去年の衣装が入らなくなってしまった」というご相談です。
今回は、昨シーズン当スタジオで制作させていただいた衣装のサイズ調整とリメイク(お直し)の事例をご紹介します。

Table of Contents
今回のご相談内容と課題
選手のお母様からいただいたご相談は以下の通りでした。
- 成長期によるサイズアウト(バスト周り・丈感)
- 今回の大会にどうしてもこの衣装で出場したい
- 次の大会からは新しいプログラムに変更予定
「次の大会では新プログラムになるため、今回の大会のためだけに大掛かりな新調は避けたい。でも今のサイズのままでは滑れない……」という切実なご要望でした。
お直しのプロセス
バスト寸法の出し(脇下のマチ追加)
まずは窮屈になっていたバスト周りの解消です。 脇下に「三角のマチ」を縫い込む手法で身幅を広げました。
自社で過去に制作した衣装だったため、使用している肌色パワーネットの品番・仕様を正確に把握できており、同じ生地の手配から馴染ませまで非常にスムーズに対応することができました。

スカートの長さ調整とリメイク(単色ネイビーへの変更)
スカート丈も短くなっていたため、丈を伸ばす作業が必要でした。
元のスカートは上下2層とも綺麗なグラデーション染めを施したデザイン。全く同じグラデーション染めで新調することも可能ですが、短納期であることとコスト面を考慮し、お客様とご相談のうえ「下スカートをネイビー一色に変更する」というアプローチをとりました。
- 上半身と下半身パーツ、ブルマー部分を一度丁寧に解体
- 下スカートを深く落ち着いたネイビー一色に差し替え
これにより、コストと納期を抑えつつ、衣装全体がキュッと締まったシックで大人っぽい印象へ生まれ変わりました。


リンク試走後の微調整(スリット追加)
一度納品後、実際にリンクで試走していただいたところ、 「アシンメトリーのラインをより美しく見せるため、脇にスリットを入れたい」 との追加のご要望をいただきました。
再度解体を行い、脇スリットの縫い代始末・再仕上げを実施。無事に大会本番へ間に合わせることができ、選手も最高のパフォーマンスを発揮されたとのことでした!

フィギュアスケート衣装のお直し・リメイクのご相談について
自社で手掛けた衣装はもちろんのこと、当スタジオでは「他店で断られてしまったお直し」「サイズが合わなくなった既存衣装の修繕」のご相談も承っております。
- お子様の成長に伴うサイズ調整(マチ入れ、丈伸ばし)
- 曲やプログラム変更に伴うパーツの差し替え・リメイク
- 装飾(ストーンやモチーフ)の追加・修正
「本番まで時間がない」「この衣装をなんとか着せたい」というお悩みがありましたら、まずは衣装の状態や時期についてお気軽にお問い合わせください。選手が安心してリンクに立てるよう、最適な解決策をご提案いたします。
👉 [フィギュアスケート衣装制作・お直しの詳しいご相談はこちら]
「こんなこと相談していいのかな?」という小さな疑問や不安でも、
どうぞお気軽にご連絡ください。
ご来店希望の方(要予約制)アトリエまでお問い合わせください。
